フット後藤 芸人に持っていた嫌悪感を一気に覆した超人気コンビ「出てきた時に、なりたいと思った」

2024年05月30日 18:39

芸能

フット後藤 芸人に持っていた嫌悪感を一気に覆した超人気コンビ「出てきた時に、なりたいと思った」
フットボールアワーの後藤輝基 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「フットボールアワー」後藤輝基(49)が、25日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、お笑いの原点について語った
 お笑い好きになったのは、2人の姉の影響が大きかったという。「姉ちゃん2人とも音楽が好きで、下の姉ちゃんは音楽とお笑いが好きやってん。夜になったら必ず歌番組見んねん」。チャンネル権がなかった後藤は、夕方に放送していた演芸番組「お笑いネットワーク」を、姉と見ていたという。出演者はベテラン芸人たちだったといい、「若い子供が喜ぶというよりは、渋い…。ポップな漫才よりは渋い感じの漫才で、姉ちゃんが。声を荒げるような、B&Bさんみたいなバーっと早いというよりは、“ちょっと待ってね…”って。寛太・寛大(はな寛太・いま寛大)さんがめっちゃ好きやった」と振り返った。

 おかげでお笑いには詳しくなったものの、チョイスが渋すぎて同級生とは話が合わなかった様子。「同じ学年よりはめちゃめちゃ詳しいし、“昨日、寛太・寛大さん面白かったな”言うても誰も知らないし」と明かした。

 渋めの芸人を見慣れてきたある日、衝撃的な出来事が起きたという。「ある日、『花王名人劇場』で若手やって出てきて見たのが、小学校4、5年くらいかな?ダウンタウンですよ、ここで。初めて。ここで。出会いは」。母、姉、そして後藤は、ダウンタウンの漫才に、文字通り抱腹絶倒になったという。「いまだに覚えてる。ひっくり返った。今思うとすごいねんなと思うけど、小学生の俺、中学生の姉ちゃん、40代に入ってるのかな?まだかな?おかん…画面直視でけへんくらい笑った。ひっくり返って、腹抱えて“何やこれ~!”って。すごい覚えてんねん」と、懐かしんだ。

 後藤の父は台所周りの営業マンだったという。「“あれが売れた、これが売れた、マンションができるから大口や”。これが仕事やと思っていた」。それだけに、「マイクに向かって出て行って、“辞めさせてもらうわ”って、それが仕事やで…って。何ちゅう仕事や?嫌悪感もあった」と、お笑い芸人に対して嫌悪感も持っていたという。

 そんな価値観は、ダウンタウンを見た衝撃で大きく変わった。「それが、ダウンタウンさんが出てきた時に、なりたいと思った。かっこええ…」とつぶやいていた。

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