郷ひろみ 50年ぶりの“スターらしい”挑戦…悪戦苦闘ぶりに大泉洋「まだちょっと早かった」

2024年05月30日 23:03

芸能

郷ひろみ 50年ぶりの“スターらしい”挑戦…悪戦苦闘ぶりに大泉洋「まだちょっと早かった」
郷ひろみ Photo By スポニチ
 歌手の郷ひろみ(68)が、30日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、50年ぶりの電車に乗る様子が放送された。
 今年でデビュー52年目を迎えた郷。長く車移動の人生で、「ずっと挑戦してみたかった」ことが電車移動だという。「1971年、高校の時に乗った記憶があるんですよね。でも、どの電車だったのかはよく覚えてないよね」。スターらしいエピソードに苦笑いしつつ、「とにかく僕は50年ぶりに、“電車でゴー!”」と新たなチャレンジを始めた。

 川崎市の小田急線新百合ヶ丘駅から、NHKがある東京・渋谷へ移動するのが目標。番組スタッフから財布とICカードを渡され、「チャージして下さい」と指示されるが、郷は「これ自体、よく分からないんだけど」と、そもそもカードの使い方すら分からない様子だった。

 「皆さんがいるから、ここなんでしょうね」と、恐る恐る切符売り場に向かう。しかし、最寄り駅が分からず、駅員に「渋谷のNHKに行きたいんだけど、一番近い…」と尋ねることに。代々木八幡駅が最寄りと分かると、再び切符売り場と向き合った。

 札入れ口にICカードを入れようとするなど、小さな失敗を繰り返しながら、何とか1000円のチャージに完了。本来なら、このまま自動改札に向かえばいいのだが、郷は「あれ?これ、代々木八幡(までの切符)じゃないよな?」と疑問を抱き、今度は券売機にカードを入れて切符を買うという行動に。無事に切符を買うと、「宝物だね、僕からしたら」と、うれしそうに笑みを浮かべた。

 しかし、VTRを見たMCの俳優・大泉洋は、「これ、切符いらないんですよ。Suicaを持ってるから。あれでピッとするだけなんですよ」とツッコミを入れた。郷は不思議そうに「いらないんですか?そうなんですか?」と驚いていた。

 やっとのことで乗る電車のホームにたどり着いた郷。代々木八幡が各駅停車しか止まらないと知ると、急行などに乗り換えをせず、律儀に各駅停車を待って目的地を目指した。車内では背筋を伸ばし、ぴったり足をそろえた、行儀の良さが表れる姿勢で、おとなしく着席。駅が近づくと、立ち上がってドアが開くのを待った。

 駅を出るとようやく、よく見る景色を見つけ、「思い出しました」と笑顔になった。NHKに到着すると、「15歳の時から通い慣れたNHKです」と紹介。「短時間で本当にいろんなことが起こった感じですよね。普通の人から見ると、本当にささいなことかもしれないけれど、僕にとってはすごく大きな挑戦だったなって気がします」と振り返っていた。

 大泉は「めちゃくちゃおもしろいV(TR)だった」と拍手したが、「どこがSONGSなんですか?」とツッコミを忘れなかった。ICカードの使い方や、乗り換え案内のアプリなどを郷に紹介しつつ、「まだちょっと郷さんには早かった。覚えることがまだちょっといっぱいあります」と指摘していた。

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