「ブラックペアン2」にコード・ブルー西浦正記監督を招へい!初の日曜劇場メガホン「緊張と期待」
2024年06月23日 12:00
芸能
![「ブラックペアン2」にコード・ブルー西浦正記監督を招へい!初の日曜劇場メガホン「緊張と期待」](/entertainment/news/2024/06/23/jpeg/20240623s10041000143000p_view.webp)
同作の監督を、フジテレビ「コード・ブルー」などヒット作を数多く手がけた西浦氏が務めることがわかった。今年3月に独立した西浦氏は、スポニチアネックスの取材に日曜劇場の印象について「キング・オブ・地上波ドラマ」と表現。近年「VIVANT」「アンチヒーロー」など注目作を生み出している同枠について、「もちろん、この流れに続いていきたい。視聴者のみなさまの期待も高いので、今は緊張しております。そして、意識も高まっております」と心境を語った。
初回の見どころについて「第1話のみどころは、やはりオーストラリアロケでして、キャストの皆さんのお芝居の面白さもありながら、オーストラリアの海岸沿いの景色の美しさや日本では体験することができないカジノの映像などもぜひ楽しみにしていただきたいです。特に、二宮さんのカジノでのお芝居やオペシーンの雰囲気、天城という キャラクターの渡海との違いなども楽しんでいただけるのかなと思っております。ぜひご覧いただければうれしいです」と呼びかけた。
伊與田英徳プロデューサーも「たくさんのヒット作を輩出されていて、素晴らしい演出をされる監督だなと思っていたので、今回、演出していただけることになって大変うれしいです」とコメント。「私が言うのもおこがましいですが、西浦さんはすべてのことをリスペクトされてから、そのすべてを大きく包み込むような演出をされる方で、懐の深さに驚かされています。西浦さんならではの演出で、役者さんの思いもよらない演技に出会えたり、さらには映像の撮り方、美術の選び方、音楽の選択など、スタッフの皆さんをいつの間にか一つにまとめ上げていて、今から第1話の出来上がりが楽しみでなりません。これからも一緒にお仕事できたらいいなと、勝手ながら思っております」と期待を込めた。
「ブラックペアン」は6年ぶりに日曜劇場に“帰還”。シーズン1から出演している佐伯教授役の内野聖陽、佐伯外科の医師の世良雅志役・竹内涼真、同じの佐伯外科の医師の高階権太役・小泉孝太郎、看護師の花房美和役・葵わかならが再集結。“チームブラックペアン”の再始動に欠かせない東城大の医師・看護師が、6年の時を経て、役としての立場も成長しているそれぞれのキャラクターにも注目が集まる。
原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」。海堂氏は日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた小説家。同氏の“バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズ「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」は累計発行部数160万部を突破しており、ファンから熱烈な支持を受けている。
今回のドラマの第1話は、世良雅志(竹内涼真)が佐伯教授(内野聖陽)から、オーストラリア・ゴールドコーストで開かれる学会で“天城”という医師に渡すよう一通の手紙を預かるところからはじまる。その舞台となるオーストラリア・ゴールドコーストで過去最大規模のドラマロケを敢行。ゴールドコースト観光局、クイーンズランド州政府観光局、オーストラリア政府観光局、カンタス航空の協力のもとさまざまな場所で撮影を行った。
渡海が東城大を去って6年。一人前の外科医として歩み始めた世良、病院長になり新たな計画を目論む佐伯、そして世界的天才外科医の天城がもたらすのは、吉か凶か。それぞれが持つ医療という名の欲望がうごめいていく。