神木隆之介 TBS「日曜劇場」に初主演 10月開始「海に眠るダイヤモンド」 表現力に高い期待

2024年07月13日 06:00

芸能

神木隆之介 TBS「日曜劇場」に初主演 10月開始「海に眠るダイヤモンド」 表現力に高い期待
日曜劇場初主演を務める神木隆之介 Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(31)がTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」に初主演する。10月スタートの「海に眠るダイヤモンド」で、神木は「皆さまに頼りつつ、未熟ながらも精いっぱい演じ切りたい!」と意気込んでいる。
 1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島(軍艦島)と現代の東京が舞台。70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語となる。描かれるのは、戦後復興期から高度経済成長期の「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」と、現代の「一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代」。2つの時代がどうリンクしていくのかが見どころとなりそうだ。神木の役柄は未発表で今後明らかにされる。

 神木は昨年、NHK連続テレビ小説「らんまん」で植物学者がモデルの主人公を好演。18歳から60代までを演じきる振れ幅の広さに加え、研究に没頭するあまり神経質になるさまを繊細に表現し、高い評価を受けた。今作の新井順子プロデューサーも、神木の柔らかい雰囲気と力強い演技に期待を寄せている。

 制作は“ヒット請負人トリオ”。新井氏と組むのは、脚本家の野木亜紀子氏と演出の塚原あゆ子氏。この3人が手掛けたドラマ「アンナチュラル」(18年)と「MIU404」(20年)はいずれも人気作となった。8月にはこの2作の世界線が交差する映画「ラストマイル」も公開される。新井氏は以前から3人での日曜劇場挑戦に意欲を持っており、それが実現した形だ。

 神木はオファーを受けた時に「自分では実力不足なんじゃないか」と思ったというが、子役時代からの経験と努力で培った演技力は折り紙付き。強力チームとともに初の大役に挑んでいく。(山内 健司)

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