RIIZE アントン&ユン・サン親子も参加!映画「ニューノーマル」のOSTに注目

2024年07月18日 15:30

(C)2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
チェ・ジウ7年ぶりのスクリーン復帰作であり、SHINeeのミンホ、Block BのP.O(ピョ・ジフン)ら豪華キャストを迎えた、映画「ニューノーマル」が、8月16日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

本作は、韓国・ソウルを舞台に、6人の男女の絡み合う奇妙な運命が日常を一転させ、身近な出会いの裏に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な新時代の体験型スリラーだ。本国で驚異的な大ヒットを記録したホラー映画「コンジアム」のチョン・ボムシク監督の最新作として注目を集めている。

ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで一人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知器の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)。しかし、そこに現れたのは思いも寄らない人物だった。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす。

特に、チョン・ボムシク監督は、自身の作品の音楽を自ら監修することで有名だ。通常は脚本の段階で音楽の大半を構想しているという。しかし今作では、想定していた音楽の幅があまりにも広かったため、どの音楽監督と協力するかは決めずに撮影に入ったという。

この作品で初めて監督と制作を兼任したチョン・ボムシク監督は「監督と制作の両方を担当したため、撮影の中盤には疲れ果てていました。疲れた心を癒やすためにユン・サンの『Running』という曲を通勤途中に繰り返し聴いていて、疲れを感じた時は、いつもその曲が慰めでした」と明かした。

続けて「ユン・サン先輩に映画音楽を依頼してみたらどうだろうという考えが浮かび、すぐに先輩の連絡先を探して電話をしました。それまでユン・サン先輩が公式的に映画音楽を担当したことはなかったので、果たして先輩が私の依頼を引き受けてくれるか半信半疑でしたが、ユン・サン先輩は私のデビュー作である『1942奇談』をとても気に入ってくれていて、ぜひ一緒に仕事をしたいと快く承諾してくださいました。大学時代から憧れのミュージシャンであったユン・サン先輩に、監督と音楽監督として出会えたことは本当に嬉しかったし、個人的にも光栄でした」と語っている。

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映画「ニューノーマル」では、EDMからクラシック、K-POP、ロックなど、幅広いジャンルの音楽が楽しめる。大学で現代音楽の教授も務めている、韓国で有名なシンガーソングライターのユン・サン音楽監督は、さまざまなジャンルを模索しながら、それぞれのキャラクターに合わせた音楽を作り上げた。丁寧に散りばめられたこれらの音楽が登場人物の感情を高めている。

さらに、ユン・サンは、さまざまな音楽を積極的に作曲するだけでなく、チョン・ボムシク監督が使いたい曲をサウンドトラックに入れられるよう、著作権の譲渡にも惜しみなく協力した。この協力により、生前の坂本龍一さんがライブを観にわざわざ韓国まで行ったというエピソードもある、日本でも注目を集める3ピースバンドSE SO NEON(セソニョン)のパワフルな楽曲「The Wave」や、ハン・ドングンのアレンジによるBBGIRLSの「Rollin'」、エピローグのメランコリックな余韻を引き立てるMisoの「ALONE」など、魅力的な挿入歌が耳を楽しませてくれる。

特に注目を集めたのは、ユン・サンの実の息子で、今も最も熱いボーイズグループであるRIIZEのアントンが音楽制作に参加している点だ。ユン・サンは「僕が音楽監督を務めていた映画(『ニューノーマル』)で、メロに似合う雰囲気の音楽が必要だったが、それを息子(アントン)に作らせてみた。すると、夜通しで本気で作曲をしていた。僕が朝起きてその曲を聴いて、少し鳥肌が立った。『これを一夜にして作ったのか?』と。血は嘘をつけないと思う」と、その才能を絶賛しており、本作で楽しめる多彩な楽曲にもより期待が高まる。

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