山口真由氏 兵庫・斎藤知事のパワハラ&おねだり疑惑に私見「より深刻な事実として訴えているのは…」

2024年07月18日 15:48

芸能

山口真由氏 兵庫・斎藤知事のパワハラ&おねだり疑惑に私見「より深刻な事実として訴えているのは…」
山口真由氏 Photo By 提供写真
 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が18日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑、おねだり疑惑についてコメントした。
 知事の疑惑を内部告発した元県西播磨県民局長の男性に対し、斎藤知事は当初「うそ八百」などと完全否定。県は告発を誹謗中傷と認定し、男性に懲戒処分を課した。その後、告発の一部が事実と判明し、事態を重くみた県議会が百条委員会の設置を決定した。しかし、男性は7日に死亡した。自殺とみられる。

 百条委員会は19日に開かれ、公務中の斎藤知事が関係者に特産品のワインをねだるようなやりとりが録音された音声データなどが提出されている。

 一連の問題について、山口氏は「少なくとも1人が亡くなっている形ですが、そうであっても、客観的な事実を淡々と積み重ねていくことが大事」と前置き。告発文書の内容について「パワハラとかおねだりが前面に出てきているわけではなくて、むしろ最後の方に書かれている」と説明した。

 その上で「より深刻な事実として訴えているのは、県の信用保証協会にパーティー券を購入させたとか、セ・パ両リーグの優勝の際にクラウドファンディングが足りなかったので、補助金を出して、その補助金を寄付としてキックバックさせたみたいな、より深刻な公職選挙法違反みたいなものも出ています」と指摘。「そういうものが事実なのか、または事実と信じる相当な理由があったか、それに対して調査が尽くされているのか。そこをきちんと検証していかないと。仮に事実としないならば、それはそれで事実でないことを書いたということ、それもそれなりのことだと思いますので、それを流されずに考えることが重要だなと思います」と、要点を解説した。

おすすめテーマ

2024年07月18日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム