池谷幸雄 過去の詐欺被害を赤裸々告白 被害総額3億円以上 フェラーリも持ち逃げされ「全く笑えない」

2024年07月29日 12:14

芸能

池谷幸雄 過去の詐欺被害を赤裸々告白 被害総額3億円以上 フェラーリも持ち逃げされ「全く笑えない」
池谷幸雄 Photo By スポニチ
 元体操日本代表で五輪メダリストのタレント・池谷幸雄(53)が29日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に出演。過去の詐欺被害を赤裸々告白した。
 池谷は番組冒頭、過去に自身が五輪で獲得した銀メダル1個、銅メダル3個をスタジオに持参。「重いのでみんなに見てもらいたい」と共演者にメダルを手渡した。「持って帰っちゃいけません。あと、かんだらダメです」と話して笑わせた。

 その後、自身の人生を振り返るコーナーで、22歳の時に詐欺で1億円の被害を受けたことを告白。元トレーナーと組んで会社を設立し、大阪にスポーツ専門クリニックを開業した際に金銭を使い込まれていたという。「向こうもお金を出すかなと思っていたら何も出さない。僕がお金を出している一方だった。東京と大阪で離れていたので使い込まれていた。実際にオープンはしていたけど、二重帳簿が出てきたり。僕に言ってるのと金額が違ったりしてだまされた」という。その後は「芸能界で仕事をしながら(借金を)返していた」と明かした。池谷はこの事件を表沙汰にする意向がなく、その際は泣き寝入りするしかなかったようで「訴えてもない奴からは取れない。皆さん、覚えておいてください。ない奴からは取れないですから。弁護士代とかかかって余計マイナスになる」と主張した。

 その後、28歳の時に離婚が成立。離婚費用を工面する際に「全く笑えない」悲劇が起きたことも告白した。これはクイズ形式の問題となり、フリーアナウンサーの神田愛花が「不貞行為をパパラッチされる」と回答。神田が「自分が不倫をしていることがバレると不利になる」と話すと、池谷は「それはやられましたけど、この(問題の)答えではない」とぶっちゃけて共演者を驚かせた。

 この問題の答えは、離婚の1年前に購入した高級車「フェラーリ」を持ち逃げされたことだった。離婚費用を工面するためにフェラーリを売却しようとしていた時に、印鑑証明や委任状を預けていた知人にフェラーリを持ち逃げされたという。「信用して渡しちゃっていた。覚えておいてください。車を売るときは委任状と印鑑証明は現金と交換です。渡しちゃったらあげたのと一緒。そのまま逃げられても絶対にダメ」と訴えた。

 その知人は金銭的に困っていたそうで、池谷は「(知人は)お客さんの車をどんどん入れ替えて、売っちゃった。(総額で)1億円以上はやっていて、その人は捕まりました。僕のフェラーリは戻らなかった」と手口を明かした。

 その後も自身の念願の夢だった体育館を設立したが、ここでも詐欺被害にあった。体育館の設立の際に相見積もりを依頼。その際に1億円の会社と5000万円の会社があったそうで、金額的に安い5000万円を提示した会社に体育館設立を依頼した。しかし、その工事を請け負った会社が「やっぱり5000万円じゃできませんって飛んじゃった。お金は一部取られたんですけど、5000万円追加で結局1億円かかった」と明かした。

 その後も設計段階の「うっかりミス」で冷房代3000万円がかかるようになった。「僕が設計したわけじゃないんですけど、断熱材を入れるのを忘れていて、夏は暑くて、冬は寒い。体育館のエアコンはめちゃくちゃお金がかかる」と光熱費が莫大にかかるようになったという。現在も半分くらいエアコンが壊れたそうで、交換費用の見積もりが2500万円を提示されたそうで「相当大変」と悩ましげに話した。

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