ピアノサウンドとエレクトロニックミュージックを中心とした黒坂修平によるソロプロジェクト「PAX JAPONICA GROOVE」が通算15作目のオリジナルアルバム「UNVOID」をリリースした。
同作は、「空白を埋める」ことを意味する造語「UNVOID」のタイトルから、解放や脱却、探求や挑戦、意味や目的の再発見など、新たなストーリーを連想させるポジティブなテーマを掲げている。サウンド面では前作「Nighttime Rendering」から一転、EDMとオーケストラサウンドを融合させた「Unfinished Symphony」、生バンドとのセッションによる「Backvoid」をはじめ、PAXサウンドの真骨頂ともいえる煌びやかで疾走感がありつつもどこか哀愁を感じるピアノハウス「Moonlit way」「Imaginary days」「Otherworldly」など、瑞々しく多彩な仕上がりとなっている。