二宮和也、朝ドラ初出演 「あんぱん」CPが起用に込めた思い ニノは「ドラマの世界を志したきっかけ」

2024年08月01日 14:21

芸能

二宮和也、朝ドラ初出演 「あんぱん」CPが起用に込めた思い ニノは「ドラマの世界を志したきっかけ」
25年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演する二宮和也 Photo By 提供写真
 俳優・二宮和也(41)が、女優の今田美桜(27)が主演する2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演することがわかった。1日に同局のドラマ公式X(旧ツイッター)で新キャスト6名が発表された。二宮が朝ドラに出演するのは初めて。倉崎憲チーフ・プロデューサーは、二宮起用の思いなどを明かした。
 同作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと妻・小松暢さんがモデルの物語。戦争を生き抜き波瀾(はらん)万丈の人生を送ったやなせさんと、支えた妻の愛と勇気を描く。脚本は中園ミホ氏が手掛けるオリジナルストーリー。ヒロイン・のぶを今田美桜、のぶの夫、柳井嵩(やない・たかし)役を北村匠海が演じる。

 二宮が演じるのは、嵩の父・柳井清(やない・きよし)。出版社を経て新聞社での海外赴任時代に病死。文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。清は既に他界しているところから物語は始まる。

 二宮は、「本当に驚きました。なんとなく感覚的ではありますが、あの連続テレビ小説に自分が出演できるとは考えてもいなかったので」と驚いた様子。「ご期待に応えられる様、共演者の方々とふっくらと柔らかい作品を作っていけたらと思います」と決意を語った。

 この日は二宮のほか、2019年前期「なつぞら」以来の朝ドラ出演となる松嶋菜々子や朝ドラ初出演となる竹野内豊、昨年俳優活動を始めたばかりの瞳水ひまりや、昨年放送のTBS日曜劇場「下剋上球児」で頭角を現した中沢元紀、朝ドラヒロイン歴のある戸田菜穂らの出演が発表された。

 倉崎CPは「放送100年となる2025年の連続テレビ小説に、新たに素晴らしいキャストの皆様にお集まりいただきました。嵩の母役に松嶋菜々子さん。衣装合わせで扮装を纏(まと)った松嶋さんを目の当たりにした時、まさに我々が想像していた登美子そのもので、鳥肌が立ちました。衣装合わせで鳥肌が立ったのは初めてかもしれません」とコメント。

 また二宮については「小学生の時に人生で初めて連ドラを全話観た二宮さん主演のドラマがキッカケで、私はドラマの世界を志しました。いつかご一緒したいと長年願い続けてきたことが叶い、光栄です」と並々ならぬ思いを告白。「今回わずかなご出演ではありますが、物語に温かいものを吹き込んでくれるはずです」とした。

 続けて「中沢元紀さんは、弟の千尋役のオーディションで自身の弱みも含めて包み隠さずにさらけ出して下さり、優しくも強い眼差しが千尋役とリンクしました。高知出身の瞳水ひまりさんは、しん役のオーディションで土佐ことばで『あんぱん』や家族への想いを聞いた時に、純粋に応援したくなり、“誠実に、一生懸命に”こそが道を切り拓くと感じさせてくれました。真っさらな瞳水さんだからこその表現に期待します」と、初出演となる若き俳優陣にエール。

 さらに「実母の登美子から嵩を預かり、寛と共に育てる伯母役に戸田菜穂さん。登美子役の松嶋菜々子さんとの緊張感ある芝居のかけ合いも今から楽しみです。そして、嵩にとっての育ての父・寛役には竹野内豊さん。嵩の本当にやりたいことを認めて支える懐の深さがあり、喜び哀しみも含め“生きること”を滲み出していただけると思い、オファーさせていただきました」と明かし、「柳井家の人々が嵩に限らず、主人公の朝田のぶにもあらゆる影響を与えていくことになります。いよいよクランクインも近づいてきましたが、魅力溢れるキャスト陣が集う『あんぱん』にご期待ください!」と呼びかけた。

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