元アンジュルム・和田彩花、事務所退所 移籍や個人事務所設立せず「完全に独立」アイドル業界改善へ
2024年08月01日 09:03
芸能
![元アンジュルム・和田彩花、事務所退所 移籍や個人事務所設立せず「完全に独立」アイドル業界改善へ](/entertainment/news/2024/08/01/jpeg/20240801s10041000119000p_view.webp)
和田も「7月31日をもって、YU-Mエンターテインメントを退所します。また、8月からは独立する形で仕事を継続していく運びになりました」と報告し「ハロー!プロジェクトを卒業し、1人で活動するときには、デビュー当時にお世話になった山田さんのところで働きたいと思い続けてYU-Mエンターテインメントに入りました。私が達成したい信念に寄り添う形で、並走してくれた山田さんをはじめ、YU-Mエンターテインメントのスタッフのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。私らしく働かせてくれて、味方でいてくれてありがとうございました。そして、YU-Mエンターテインメント所属のタレント、アイドルのみなさんへ。突然、やってきた私に楽しく、優しく接してくれてとても嬉しかったです。短い時間でしたが、ありがとうございました」と、前事務所に感謝した。
「しかし、『アイドル』の幅を拡張しながら気づいた状況であり私の実情は、一般的に想定される『アイドル』または『エンタメ』の枠組みから外れていました。気づいたときには、多くのもの・ことを制作する楽しさとこだわりが自分にできることとなり、特に音楽、詞の表現をもっと追求したいと思いはじめるようになりました」と和田。「さらにアイドル、表現者、人間としての理想に近づくためには、エンターテインメントの世界がまだまだ近い自分のパブリックイメージ、置かれている環境、当然ながらそれに伴う契約内容含めて、変化・変更を加えていかなければいけないと思うようになり始めました」という。
「とはいっても、社長とタレントという立場を超えて友達でもあり、良きビジネスパートナーでもあり、ときどき兄弟のようでもあった?山田さんとの仕事の時間が大好きだったので、ここを離れることも同じくらい悩みました。ですが、5年後・10年後になりたい姿を考えたとき、より自分の価値観を大切にした働き方、人間像であるために、今このタイミングで独立しようと思いました」と理由を明かし「個人事務所の立ち上げや、他事務所への移籍は考えておらず、完全に独立した形で仕事を続けていきます」と説明した。
「アイドル業界の働き方や労働環境には、まだまだ改善する余地があります。のちに続くアイドルのみなさんの多様な働き方を可能にし、未来の選択肢を増やせるよう、私にできることを引き続きやっていきます。まだまだ未熟な私ではありますが、周りの方に支えてもらいながら、今後も我が道を突き進み、人生を謳歌します」と記した。