橋下徹氏 維新の兵庫県知事対応「斎藤さんの権力行使のやり方の危険性を認識していない国政維新が危険」
2024年08月01日 09:12
芸能
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今年3月の告発に対し、斎藤氏は「うそ八百」と否定したが、県議会は6月、維新が反対する中で調査特別委員会(百条委員会)を設置。告発後に停職3カ月の懲戒処分を受けた元県幹部は7月に百条委への出席を予定していたものの、死亡した。自殺とみられる。
日本維新の会の馬場伸幸代表は7月28日の会見で「真実をつまびらかにすることに維新は全面的に協力する」とした上で、疑惑が事実だと分かれば「生みの親の一人である立場から、しかるべき判断をするよう本人に話す」と発言。真相解明に全面協力した上で疑惑が事実だと判明したら、斎藤氏に辞職を含めた判断を直接促す考えを示した。維新は2021年知事選で自民党と共に斎藤氏を推薦している。
兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は現在、8月下旬に実施するパワハラ疑惑に関する証人尋問へ、斎藤氏ら約10人に出頭要求する方向で調整中。斎藤氏は7月30日の定例記者会見で疑惑を改めて否定し「百条委の調査にしっかり対応し、県政の信頼回復に向けて一日一日の仕事を着実にやっていく」と述べた。
橋下氏は、馬場氏について「何が問題なのかまったく理解されていない」と切り捨て、「斎藤知事が『嘘八百』『事実無根』と反対者をつぶしたのは中国とかロシアと同じ」と指摘。「パワハラ疑いやおねだり疑いとかそんなしょうもない話ではない。斎藤さんの権力行使のやり方の危険性を認識していない国政維新が危険」と自身の見解をつづった。