藤井王位 22歳初戦で白星 競り勝ち2勝1敗 王位戦第3局

2024年08月01日 05:00

芸能

藤井王位 22歳初戦で白星 競り勝ち2勝1敗 王位戦第3局
王位戦第3局を制し、渡辺明九段(右)と感想戦を行う藤井聡太王位 Photo By スポニチ
 藤井聡太王位(22)=王将など7冠=に渡辺明九段(40)が挑む第65期王位戦7番勝負第3局は7月31日、徳島市内で2日目が指し継がれ、111手で藤井が勝利した。2勝1敗と先行し、連続5期獲得による永世王位へ前進した。
 戦型は藤井得意の先手角換わり。そこへ飛び込んだ渡辺用意の30手目に自己最長3時間10分、長考した。この7筋の歩の突き出しに「対応が難しかった」。2日目も難解な中、終盤戦が続き、渡辺自身、昼食休憩明けの局面は手応えを感じたという。

 それでも藤井が持ち前の終盤力で競り勝った。「藤井さんの凄い手がいっぱい出るという将棋になってしまった」。渡辺の嘆息が象徴的な接戦だった。

 19日に22歳の誕生日を迎え、その初戦を制した。誕生日直後の対局は20年度から5連勝、徳島対局も4連勝と好相性を証明した。

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