Vol․1 ― 古家正亨&藤原倫己、超特急 カイにプレッシャー「水を得た魚のように大暴走する予感(笑)」

2024年08月16日 18:00

 

MCによるファンミーティングのオマージュ「全部やりたい(笑)」

――古家さん、藤原さんによるファンイベントを開催されるということですが、今回開催することになった経緯を教えてください。

古家:7~8年ぐらい前から藤原君と「なにか一緒にやりたいね」って話はしていたんです。藤原君とは年に何回か現場が一緒になることがあるので、そういう時に必ず話題に上がっていました。僕たちの共通のファンの方がいらっしゃって、その方からある日、「もう私死んじゃうから、そろそろやってほしい(笑)」と熱望されたのが大きなきっかけでした。

藤原:以前からやってほしいと言われていたのですが、あまりに実現しないからこういったジョークを交えながら「早めに開催してほしい」っておっしゃっていたんです。我々がファンミーティングでMCを務める過程で、「自分だったらこういうことやってみたいな」という気持ちは常にどこかにあったんですよね。それを今回実際にやらせていただくという展開になりました。

――お2人のコラボイベントを熱望されていたんですね。

藤原:そうなんです。いつの間にか“FF(エフエフ)”ってネーミングも付けてもらっていて、「FFイベントまだですか?」ってずっと言われていたんです(笑)。

古家:そこから、本決まりになったのが今年5月の「KCON」の時ですね。藤原君と現場で一緒になって、「もうこの場で決めちゃおう」となったんです。そこで僕が、その日の空き時間にあちこちの会場に電話をして、仮押さえまで済ませて、開催を決めたんです。ただ、2人だけだと動員厳しいねってなって……(笑)。

藤原:ちょっと、自信が……500人ぐらい入る会場なんですけど、「結構広いよね、ここの会場」という話になって(笑)。そこで、「KCON」にも出演されていたカイさんが、古家さんからも事務所内でも“すごくK-POPや韓流が大好きな方”と評判だったので、ぜひご一緒させていただけませんかとお話しました。

古家:もうおでこ擦りむくぐらい一生懸命お願いしましたから(笑)。

藤原:真っ赤になったところ、なかなか薄くならないですもん、本当に。

カイ:(爆笑)。

古家:カイ君も「KCON」でMCとしてのキャリアを積んでいたので、僕と藤原君のファンミーティングの司会はどうかなと思って声をかけさせていただきました。

――カイさんは、イベントのお話が来た時はいかがでしたか?

カイ:めちゃめちゃ楽しみだなと思いました! 純粋にお声がけいただいて嬉しかったです。普段、僕たちの超特急でやるファンミーティングは前半がトークとかゲームで、後半がライブだったりするので、トーク系のコンテンツだけでイベントをやることに新鮮さを感じます。

古家:せっかく来ていただくので、イベントは大きく分けて2本立てにしようかなと思っています。1つは「F×F(エフエフ)ファンミーティング~MCカイ~」というパート、もう1つはですね……カイ君はちょっと、K-POP通っていうよりかは“マニア”なんですよ。嗜好が強いんです(笑)。

カイ:(笑)。

古家:もちろん一般的なK-POPにもたくさん触れているんですけど、発信している情報がマニアックで、僕もそこが好きで何度も自分のラジオ番組に出てもらったりしているんですよね。そこで、“この能力をこのままにしておくのはもったいない”と思って、カイ君が好きなだけ喋るコーナーを設けようと……。

カイ:やった~!!!

古家:2本立てにして、カイ君が喋るコーナーでは僕たちが聞き役に徹するという感じです。超特急のライブでは話す時間もないであろう、ご趣味的な領域の話をたくさんしていただこうと思っています。

――公演に向けた準備は順調に進んでいますか?

古家:もう台本は書き終わっています! 決まってから、何日後に台本渡したっけ?

藤原:早いんですよ(笑)。3日ぐらいですぐに作って頂きました。

――イベントの内容がとても気になります。

藤原:例えばですけど、 自ら客席に降りてインタビューしたりとか。頼まれていないけどやりたいです(笑)。それから、K-POPのファンミーティングでお馴染みのゲームですね。これを手分けしてやる予定です。ボトルフリップとけん玉は必ずやる、とか……要は“オマージュ”です! MCによる、K-POP・韓流ファンミーティングのオマージュ。
 

超特急 カイからリクエスト「プインプインと愛嬌を(笑)」

――特に「これはやりたい!」と思ったゲームなどはありますか?

古家:藤原君はなにが1番やりたかった?

藤原:僕はけん玉です!

藤原:けん玉そのものというよりは、K-POPアイドルのみなさんがゲームに成功しても失敗してもなんだかんだ罰ゲームはやる、みたいな。その一連の流れをやってみたいんです。

古家:そしたら、最近よく見かける10連ぐらいのけん玉とかやってもよさそう。

藤原:確かに! MCの時はゲームコーナーで何かしら理由を付けて罰ゲームに誘導するんですけど、カイさんが今回どうやって罰ゲームに持っていくのか、期待しています!(笑)

――歌や踊りも定番ですが、披露する予定はありますか?

藤原:ダンスを入れるとしたら、罰ゲームの一環になりそうです。ダンスチャレンジを2倍速でやってみたり……。

古家:2倍速、大丈夫ですか?

カイ:僕は大丈夫ですけど……。

藤原:我々そんなに動けないんで!

古家:でもさ、できなくて「あぁ~!」ってなるのも面白いよね。

藤原:そんなアイドルいないですよ! まあでも、おじさんたちの頑張りを見ていただくと言うことで……。

全員:(爆笑)。

古家:その時はカイ君がつっこんでくれるはずだから。

藤原:確かに。

カイ:どうしてそんなに全幅の信頼を置いてくださっているのですか(笑)!

古家:いや~、僕「KCON」の時の司会を見ましたが、慣れてますよね?

藤原:ほんと、お上手ですよ!

カイ:いやいや~。

古家:実力があるからいろんなイベントにも呼ばれているわけですし。

藤原:そのカイさんに回していただけるというね。

古家:ホント、ホント~。

カイ:おふたり、本当に思っていますか(笑)?

全員:(爆笑)。

藤原:こういうやりとりも僕たちも楽しみですし、皆さんにも楽しみにしてほしいです。本当に、どのような方がいらしても大爆笑なイベントになるはずです!

カイ:もう皆さんお分かりかと思いますが、お2人は“水を得た魚”のように大暴走すると思いますので……。

藤原:我々もMCをやっている中で、時間内に収めるのがもったいないぐらいたくさん話してくれる方はたくさんいるわけですよ。その熱量をキープしながら上手く回すっていうのも、MCのスキルが問われる部分ではあります。

古家:すっごいプレッシャーかけてくるねえ、カイ君に。

カイ:事務所の先輩からのプレッシャーがすごい!

藤原:(笑)。カイさんには上手くというか、面白く! やっていただきたいなと思っています。

古家:バッサリ切ってもらっても全然いいですしね。

藤原:「え、ちょっと雑過ぎないカイ君!?」 みたいな、それはそれでこのメンバーでしかできないやりとりですよね。

古家:あとは、その場でプロフィール作るやつも最近よくやってるよね! MBTIとか。……MBTI、大丈夫そう?

藤原:えむびーてぃーあい、スッと言えないんですけど(笑)。

全員:(爆笑)。

古家:でも、それもいいかも! MBTI聞かれて、「うーん」ってなっちゃうみたいな。ねえ?

カイ:そうですね! 最近は韓国でもプロフィールに絶対書いてあるし、すっかり定番ですよね。

――ちなみに、皆さんMBTIは?

古家:ABOA?(即答)

カイ:適当なこと言ってる……!

藤原:そんなのないでしょ! ABOAなんてそんな!

カイ:血液型だ……(笑)。

古家:でもこれはね、絶対やっとかなきゃだよ。

藤原:そうですね、やりましょう!

――カイさんがお2人にやってほしいことはありますか?

カイ:やっぱり愛嬌ですね。

古家&藤原:あぁ~っ、愛嬌……。

カイ:これは絶対に! 「1+1は~」っていうキヨミソングとか……(約10年前に流行ったアイドルの定番愛嬌ソング)

藤原:今更!?

カイ:“プインプイン”もさせたいところです。

古家&藤原:(爆笑)。

藤原:オールドスタイルを取り入れながら懐かしさを狙う、確かにいいかも!

古家:そのぐらいの時期から韓流がお好きな方もたくさんいらっしゃるだろうから、いいね。
 

イベントは未来への投資「目的はこれからの仕事に生かしていくこと」

――改めて、皆さんがそれぞれの魅力を発揮するイベントになりそうですね。

古家:そうなんです。「これからの3人の仕事に生かせそうだな」と思ったのが、イベントの開催を決めた1番の理由なんですよ。MCが、そしてアーティストが普段どんな気持ちでイベントに取り組んでいるのか、実際に自分がやってみないとわからないことってあるじゃないですか。「こんなに大変だったんだ!」って思うようなこともあるでしょうし……経験して初めてわかることが多いから、僕たちの未来への投資というか、経験値ですよね。伸ばせるところを伸ばしていこうっていう。

藤原:僕たち3人のことをもっと知っていただけるようなイベントにしたいと思っています。カイさんだと韓流が好きで、超特急として活動されていて……ということはもう皆さんもちろんご存じだと思うんですけど、これだけ時間をとってじっくり話すということは今までなかったので。僕たちにとっても、出演者としてゆっくり話せる貴重な場になりますし。

――ツアーを望む声も上がっているようですが……。

古家:全国ツアー……まあ、ちょっと考えています。

全員:(爆笑)。

古家:ごめんなさい、ちょっと欲出しちゃった。

カイ:ちょっとだけ出ちゃいましたね。

藤原:でも本当に、やると決まってからはいろんな方に「ここでもやってください、あそこでもやってください」っていう声を頂いて……すごく楽しみにしてくださっているんだなって、嬉しくなりました。

古家:参加してくれる方々の期待が、すでに高いらしいんですよ。あれもこれもやってくれるんでしょって……嬉しい悲鳴です(笑)。限られた時間の中でどこまでやれるかはわからないんですが。

藤原:おしゃべりだからねえ~僕たち……時間配分問題、深刻です。

古家:まあでも、それは僕がいくらでも引くよ!

藤原:引いたことないじゃないですか(笑)! 毎回カンペで「そろそろお2人のトークは切り上げて」って出されるのでね……でも今回は、カイさんがいるので!

古家:そうそう、状況的にもね、止まるしかないし。カイ君のファンにも怒られちゃうからね……カイ君が露骨に嫌な顔するようなことだけは避けたい!

カイ:(爆笑)。

藤原:本当にカイさんには自由に楽しく、我々を料理していただけたらと思います。

カイ:が、頑張ります!

古家:ただ、タイマーは用意しておくから。

藤原:カイさんが押せるブザーとかベルとか用意しときますか! チリンチリ~ンみたいな。

古家:それ、いいね!



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