田原総一朗氏、壮絶な戦争体験を語る「“戦争を終わらせたい”なんて言ったら逮捕。下手したら…」
2024年08月16日 22:02
芸能
また「僕の住んでいた滋賀県は、実は空襲は受けなかったんだけども。空襲警報はしょっちゅうあって。ときには名古屋を空襲した米軍が、積み残した爆弾を僕の住んでいる飛行場の上空でドーンと落として、大勢の人が亡くなったりね。機銃掃射で殺された人もいます、全部それも目撃しました。知り合いもずいぶん亡くなっていて、近い将来自分も殺されるだろうと思っていました」と壮絶な経験を語っていた。
「早く戦争が終わってほしいという思いはありましたか?」と聞かれると「“戦争を終わらせたい”なんて言ったら逮捕されますよ、下手したら殺される。つい子供が言ったら逮捕で、親も逮捕されますから。本当に世の中が怖かったのよ。政府の言ってること、先生の言ってることに反対したらみんな逮捕ですよ」といい「そういう生活を知っているから、僕は絶対に言論の自由が大事だと。今でも命をかけ、言論の自由を守る。殺されても守る」と語気を強めていた。