石川祐希 パリは無念も…ロス五輪での雪辱へ決意「オリンピックでしか返せないものってある」
2024年08月16日 20:49
芸能
自身は1次リーグから調子が上がらず苦しんだ。「結果もそうですし、僕の調子というか、パフォーマンスも良くなかったと思います。
ドイツ戦はすごい悪かった感じではなかったですけど、その後がアルゼンチン戦、アメリカ戦は良くなかったですね」。原因については、「挙げればきりがないですけど、あまり言いたくないので」と口をつぐんだ。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた21年東京五輪と違い、大勢の観客がスタンドを埋めた。「雰囲気は違いました」という。「キャプテンとして何て言うのがいいか分からないけど、周りを気にしすぎたというか。チームメートの表情とか、雰囲気だったり。そこを気にしすぎていたというか。気を遣いすぎていたのもあるし、気を遣われすぎていたというのも、試合の中でドイツ戦の後は感じていた」と打ち明けた。
イタリア戦では驚異の32得点。見事な復活を遂げ、チームをあと一歩で4強のところまで引っ張った。それでも、届かなかった1点。「オリンピックの場面では力みすぎてしまったので、勝ち急いでしまった経験があるので、その経験をどう生かすか」と、課題を挙げた。
4年後のロサンゼルス大会へ、メンタル強化の大切さを挙げた。「楽しむという言い方をすると勘違いされるかもしれないけど、無理やり楽しむんじゃなくて、心の底から楽しめるような準備をするというか、そういったメンタルを身に付ける。ああいう場面を何回も経験するしかないとは思うんですけど、そういった経験を4年間で高めることが大事だと思います」と、決意を語った。
4年後も代表に名を連ねるべく、努力を重ねる。「そこでももちろんメダルを目指して…僕個人的な意見なので、メダルを目指して戦いたいというか、思いはあるので」と断言。「オリンピックでしか返せないものってあるので、そこを一つ目標にして、また進んでいきたいなと思います」と、あくまで五輪でのリベンジを掲げた。