堂本剛 17年発症の突発性難聴「歌うのが怖かった」「孤独とかと向き合って」も復活し「大きい思い出」が

2024年08月25日 11:50

芸能

堂本剛 17年発症の突発性難聴「歌うのが怖かった」「孤独とかと向き合って」も復活し「大きい思い出」が
堂本剛 Photo By スポニチ
 「KinKi Kids」の堂本剛(45)が24日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。2017年に患った突発性難聴について語った。
 堂本はVTRでは故郷・奈良を訪れた。突発性難聴を発症した当時について「本当に突然です、1秒前まで普通だったんで。倒れるかなと思ったぐらいちょっとなんか凄くなっちゃって」と回顧した。

 「正気に戻ってからはもう全ての音が100倍ぐらいデカく聴こえて。そういう音響障害が始まって」と続けた。

 スタジオでMCのお笑いタレント・今田耕司から「耳で音楽っていうのが凄い直結してて。ちょっとあきらめようかな、音楽はっていう気持ちはどうでした?」と問われると、堂本は「最初はやっぱメロディーが、音程が取れなくて。ある一定の音符だけ取りづらいとかという状況が凄くあったので、歌うのが怖かったですね。合ってるのかが分からないんですよ」との心境を明かした。

 活動再開後も「2、3年とかはもうそういう孤独とかと向き合ってました」と堂本。

 それでも再びVTRでは「川の音とか波の音とかそういうのが治療に最適だって聞いて、後退しないためにもそういう時間を設けてたっていうのがあって」と告白。自然に囲まれた川に足をつけながら「で、こういう場所に来たりとか。でも患う前からこういう場所は凄い好きで。なんかこういう自然が人と向き合うことで疲れた心を癒してくれるっていうか、そういうのもあってよく来てましたねえ」と故郷に救われたと話した。

 難聴を患った翌年の18年には生涯忘れられないライブを行った。「東大寺さんで奉納演奏させていただきました」と告白。「大きい音の関係の時は、ヘッドフォンをしてちょっとクッションを作ってるんですけど。工夫して試行錯誤して」と説明した。

 「自分の人生の中ではとんでもなく大きい思い出にはなってますよね」としみじみ。「奈良で生まれたただの僕が、あの大仏さんの前で奉納演奏できるっていう、この距離感がやっぱり。奈良人だからこそ思う感情がちょっとあるんですよね。仏様も神様も音楽が好きだって僕は思っているので、仏さんに喜んでもらったり楽しんでもらうために今の現代の音楽を奉納させていただく」と力を込めた。

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