72歳・夏木マリ 大手術受けていたことを告白 「生まれ変わったの」昨年12月、人生をかけた決断
2024年09月20日 22:06
芸能
半世紀以上ステージに立ち続けてきた夏木。その足は、股関節がすり減り、手術前は杖なしでは歩けないほどに悪化していた。術後、歩行できるまで8カ月と伝えらえる中、わずか3カ月で復帰を目指した。
俳優人生を左右しかねない大手術。術後は過酷なリハビリに耐えた。舞台に必要な動きを取り戻すために、ヒールのある靴でトレーニングすることもあった。なんとか歩けるようになり、不安を残したまま、舞台「千と千尋の神隠し」の稽古場へ。夏木は湯婆婆を熱演。股関節に負担がかかってしまう起き上がる場面では、共演者に支えてもらうお願いをするなど、周囲への協力を得て、細かく調整していった。
2月の製作発表会見では着物に身を包み、さっそうと歩く姿を披露。「(回復が)ほかの70代の方と比べて、3倍速いですって言われても、普通の人と比べられないと。私、初日が迫ってるのに」と複雑そうな表情を見せつつも、「今、気分は大谷」とアスリートになりきって、舞台に向かっていたことを明かした。