矢本悠馬「失敗したら俳優やれないんじゃ」プレッシャーはねのけた演技に柳葉敏郎も「ありがとうね」

2024年10月11日 20:50

芸能

矢本悠馬「失敗したら俳優やれないんじゃ」プレッシャーはねのけた演技に柳葉敏郎も「ありがとうね」
舞台あいさつに登壇した矢本悠馬(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 俳優の矢本悠馬(34)が11日、都内で行われた映画「室井慎次 敗れざる者」(監督本広克行)初日舞台あいさつに出席。大人気作に初参加した心境を語った。
 地域課若手警官・乃木真守役を演じた矢本。「演じた役がバカなので、低い声でギャップを出そうと思っています」と低めの声であいさつし、会場の笑いを誘った。

 1997年の連続ドラマ開始以来、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る大捜査線」シリーズ。

 矢本は、今作が本シリーズ初参加となった。「記憶にあるメガヒットを連発している大作に関わったということは重々分かっていたつもりだったが、現場でのプレッシャーも凄かった」と振り返る。

 撮影初日に「頼むぞ。乃木がスベったらこの映画やばいぞ」と主演の柳葉敏郎から声をかけられ、「のどカラッカラになっちゃて…」と告白。矢本のキャスティングが決まったことで、真面目な役柄が変更されたこともあり「かなりプレッシャーで。期待されているのもうれしかったんでど、重すぎて…。最初らへん本当に調子悪かったですね」と苦笑いを浮かべた。

 また、情報解禁後に「え、出るの!?出るんだよね、めちゃ楽しみなんだけど」という周囲からの期待も相まって、「俺、これ失敗したら俳優やれないんじゃねかな」と不安の気持ちもあったという。

 矢本にプレッシャーをかけていたと分かった柳葉は「ごめんね」と謝罪も、完成した作品を見て「矢本君で良かったなと思うし、思っている以上のものを表現してくれたんでね…ありがとうね」と矢本の演技力を称えた。

 1997年の連続ドラマ開始以来、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る大捜査線」シリーズ。2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、20年以上経った今でも邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。

 “青島と室井の約束”から27年、映画「踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望」から12年、新たな伝説が幕を開けた。11月15日には「室井慎次 生き続ける者」も公開される。

 この日、共演の福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、筧利夫、小沢仁志、飯島直子、本広克行監督も登壇した。

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