大山のぶ代さん死去 青二プロ声優が続々追悼 野沢雅子「ペコとは初期からの仲間で…まだ実感が」

2024年10月11日 19:50

芸能

大山のぶ代さん死去 青二プロ声優が続々追悼 野沢雅子「ペコとは初期からの仲間で…まだ実感が」
野沢雅子 Photo By 提供写真
 声優を中心とした芸能事務所「青二プロダクション」所属の野沢雅子、水田わさび、かかずゆみが11日、事務所を通じて9月29日に老衰のために死去した大山のぶ代(本名・山下羨代=やました・のぶよ)さんを追悼するコメントを発表した。
 大山さんの代表作の一つでもある「ドラえもん」の声の前任者だった野沢雅子は「ペコとは初期からの声優仲間で長いお付き合いだったので、まだ実感が湧きません。スタジオで会えば“マコ~!”と元気に声をかけてくれた笑顔を昨日のことのように思い出します。寂しいけれど、あちらのみんなと集まってまた一緒にお芝居してね」と天国の大山さんにメッセージを送った。

 そして現在、ドラえもんの声優を務めている水田わさびは「突然のご逝去の報に何をどう伝えればいいかわからないくらい心が動いております。それくらい偉大な役者さんであり、とてつもなく大きなバトンを受け取りました。今も演じる中で、大山さんがマイクの前に立つ背中を思い出します。これからも何度も思い出します。その背中に届くように、のび太君たちとこれからも冒険します。長い間、本当にありがとうございました」とショックの大きさを吐露。

 現在、アニメ「ドラえもん」でしずかちゃん役を務めている、かかずゆみは「イキイキと喋り動き回る『ドラえもん』を見るのが楽しみな幼少期でした。そのお声を聞くと、こどもの頃のワクワクした気持ちを思い出します。長年愛されるキャラクターに育ててくださりありがとうございました。作品を引き継いだ1人として、次の世代にもしっかりと愛される作品作りにこれからも邁進して参ります。ご生前のご功績を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします」と偉大な大先輩の旅立ちをしのんだ。

 大山さんは、テレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)で1979年から26年間にわたってドラえもんの声を担当するなど、声優としても活躍。2012年に認知症を発症し、15年に公表。芸能活動に事実上の終止符を打ち、老人ホームで余生を送っていた。晩年は入退院を繰り返し、先月29日に眠るように息を引き取った。

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