元アイドル芸人が語る人生のどん底 上京で仕事激減、借金膨らみ離婚…38歳妹の死去、翌年母も他界し涙

2024年10月22日 08:43

芸能

元アイドル芸人が語る人生のどん底 上京で仕事激減、借金膨らみ離婚…38歳妹の死去、翌年母も他界し涙
「水玉れっぷう隊」ケン(07年撮影) Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「水玉れっぷう隊」のケン(55)が、21日放送のMBS「あれみた?」(月曜後11・56)に出演。アイドル芸人として大人気を博した若手時代から、現在までの道のりを語った。
 ケンは、1980年代に活躍したお笑いコンビ「横山アラン・ドロン」が経営するショーパブで、ダンスや歌、お笑いの活動を開始。これが関係者の目に留まり、1992年にお笑い芸人としてデビューを果たすと、半年でNGKのステージを踏むなど大人気に。「NHK上方漫才コンテスト」「ABCお笑い新人グランプリ」など、数多くの大会で受賞し、アイドル的存在へと駆け上がった。人気絶頂期には、大量のプレゼントを載せるためのタクシーが用意されるほどだったという。

 しかし、2001年に満を持して上京すると、鳴かず飛ばずの状態に。大阪で積み上げた仕事が東京でつながらず「子供に会えない日々で、仕事がなくて、でも(東京と大阪の)二重生活。お金がかかる。毎月20万円、消費者金融から借りて送ってたの。ほんなら1年間でパンパンになったの。で、首回らなくなって、離婚したの。お金が問題で」と振り返った。

 その後、大河ドラマの出演や東京新喜劇の座長就任など、再び仕事に精を出すも、東日本大震災で大打撃が。さらに追い打ちをかけるように、38歳の妹が死去し、翌年に母が他界した。「このときもう、俺お笑いなんかできんかったもん」と涙を浮かべたケン。「後悔せえへんためにも、東京で踏ん張って、少しでもたくさんの人に知ってもらって。僕のことを。そこに向かってやっていく」と、前を向いていた。

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