遠藤憲一 亡き両親との思い出語る 父が最も喜んでくれた役「俺自体もまさかやれると思わなかったので」

2024年10月22日 17:49

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遠藤憲一 亡き両親との思い出語る 父が最も喜んでくれた役「俺自体もまさかやれると思わなかったので」
遠藤憲一 Photo By スポニチ
 俳優の遠藤憲一(63)が22日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。亡き父に最も喜んでもらった仕事を明かした。
 昨年、母が85歳で他界したという遠藤。「お袋は最後寝たきりになっちゃったので、あまり会話とか出来ない状態で残念でしたけど。口はうるさかったですけど。心配で心配でしょうがなかったんでしょうね」と話した。

 両親について「うち、お袋も親父もあまりうるさいほうではなくて、高校やめた時とかはちょっとガッカリしてましたけど、演劇始めたら急に何かやることが見つかって良かったって。ただ、ちょっとグレちゃったようなやつが、急に演劇始めて、応援してくれましたね」と回顧。「団地だったんですけど、団地に中国の方が住んでいて、たどたどしい日本語だったんですけど、そのご夫婦と仲良くしていて。ここの国の人とかこういう人とか、区別がないっていうのを若い時から感じていたので、それが一番お袋とか親父のいいところでしたね。見栄も張らないし、凄く仲良くしてました」と懐かしんだ。

 父については「親父も素朴な人でガス会社の配管工事とかをやっている仕事やっていたんですよ。1回も親父も怒る人間じゃなかったんですけど、高校中退してプラプラしている時期があったんです。“お前はゴロゴロして、ろくな人間じゃねぇな”って言われた時に、口ごたえしちゃって。“自分だってろくな仕事してねぇじゃん”みたいなこと言っちゃったんです。そんなこと思ってないのに。その時、初めて手を出されて。それだけは“ごめんなさい”って、自分自身も迷っていた時期だったので、いまだにそのときのことを思い出すので、凄く反省している」と振り返った。

 それでも「演劇始めてちょっとずつテレビに出るようになって、お袋は“息子さん死んでたね!”って言われるのが嫌だって言ってたけど、親父はいろんなことを喜んでくれてましたね。正月に帰ると、“頑張ってるなぁ”って」と遠藤。「生きている間に俳優として頑張っている姿を見てもらったので、喜んでくれていたので、それだけも良かったなって」と笑顔を浮かべた。

 「一番喜んでくれたのは朝ドラ出た時かな。お父ちゃんをできたので」とNHK連続テレビ小説「わろてんか」(2017年後期)について言及。「俺自体もまさか朝ドラのお父さんなんてやれると思わなかったので、その時は一番喜んでましたね」と話した。

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