堀内孝雄 谷村新司さんの追悼公演で感じた喪失感「いつまで経ってもなくならないぞ、この思いは」
2024年10月26日 14:36
芸能
このステージについて、堀内は「映像だから動くんですよ。現役で普通にやっていた頃がよみがえってくるんですよね。“なんだお前、いるんだったら出てこいよ”みたいな感じがして、それほどリアルなんですよ」と振り返った。
実際にコンサートを見たという番組アシスタントの石川みゆきアナウンサーは「谷村さんの定位置、ステージ向かって右側、堀内さんの左側、そこにはマイクスタンド1本だけで、後ろに谷村さんのギターが4台並んでいるってそれだけなんですけど、そこに谷村さんいらっしゃいました」と興奮気味に話すと、谷村は「妙な感じでしたよ」と話した。
ただ、公演を終えた際の喪失感は「ありましたね」と言う。「キンちゃんもうなだれてましたね。“ベーヤンいないんだね、チンペイさん”って。“そうなんだけど、これ、いつまで経ってもなくならないぞ、この思いは”って」としみじみ。
堀内は「ずっと濃密に仕事した仲というか、旅がほとんどだったんですけど、それほど長かったものですから。一時ひどい時はおかげ様なんですけど、303ステージなんてのもあるんですよ、1年で。その間に、レコードも作ってるんですよ」と苦笑。「谷村のほうはいつも東京にとんぼ返りなんですよ。ラジオがあるから。彼はそれもやってたから。そんな、なんだかんだで、濃密な10年でしたね」と懐かしんだ。