堀内孝雄 谷村新司さんの追悼公演で感じた喪失感「いつまで経ってもなくならないぞ、この思いは」

2024年10月26日 14:36

芸能

堀内孝雄 谷村新司さんの追悼公演で感じた喪失感「いつまで経ってもなくならないぞ、この思いは」
「アリス」の(左から)堀内孝雄、谷村新司さん、矢沢透 Photo By スポニチ
 フォークグループ「アリス」の堀内孝雄(74)が26日放送のニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)にゲスト出演。昨年10月8日に74歳で亡くなった谷村新司さんへの思いを語った。
 アリスは9月8日に日本武道館、今月13日に大阪城ホールで谷村さんの追悼公演「ALICE FOREVER~アリガトウ~」を開催。ボーカル&ギターの堀内、ドラムの矢沢透の2人と、谷村さんの歌と映像をシンクロさせる特別演出を行い、約2年ぶりとなる“3人のアリス”の再現した。

 このステージについて、堀内は「映像だから動くんですよ。現役で普通にやっていた頃がよみがえってくるんですよね。“なんだお前、いるんだったら出てこいよ”みたいな感じがして、それほどリアルなんですよ」と振り返った。

 実際にコンサートを見たという番組アシスタントの石川みゆきアナウンサーは「谷村さんの定位置、ステージ向かって右側、堀内さんの左側、そこにはマイクスタンド1本だけで、後ろに谷村さんのギターが4台並んでいるってそれだけなんですけど、そこに谷村さんいらっしゃいました」と興奮気味に話すと、谷村は「妙な感じでしたよ」と話した。

 ただ、公演を終えた際の喪失感は「ありましたね」と言う。「キンちゃんもうなだれてましたね。“ベーヤンいないんだね、チンペイさん”って。“そうなんだけど、これ、いつまで経ってもなくならないぞ、この思いは”って」としみじみ。

 堀内は「ずっと濃密に仕事した仲というか、旅がほとんどだったんですけど、それほど長かったものですから。一時ひどい時はおかげ様なんですけど、303ステージなんてのもあるんですよ、1年で。その間に、レコードも作ってるんですよ」と苦笑。「谷村のほうはいつも東京にとんぼ返りなんですよ。ラジオがあるから。彼はそれもやってたから。そんな、なんだかんだで、濃密な10年でしたね」と懐かしんだ。

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