初戦敗退の浜口 悔し泣き「まだシューズを履いてるんですけど…」
2012年08月10日 01:35
五輪
女子72キロ級で3大会連続のメダル獲得を逃がした浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は、悔し涙が止まらなかった。
「悔しさが湧き起こって…。今回こういう形で終わってしまったんですけど、でもまだシューズを脱ぎたくなくてまだ履いているんですけど…」
まさかの初戦敗退。敗者復活戦に回ることもかなわず、現実を受け入れられない無念さがにじむ。
34歳。大会前には今大会を最後に引退の覚悟でマットに上がった。
「でも、でも…。ロンドンまで来られたから。自分自身、悔しくて苦しかったけど…たくさんの方に支えてもらって、応援ありがとうございました」
そう、言葉を絞り出し浜口が五輪の舞台を後にした。