日本人オープンウオーター初出場 貴田笑顔の13位
2012年08月10日 06:00
五輪
貴田は競泳自由形の長距離で01、05年の世界選手権に出場したが、転機は10年に訪れた。日本水連が北京大会から採用されたオープンウオーターを強化するため、競泳長距離のトップ選手の参加を積極的に促したのだ。同年のジャパン・オープンで初優勝。アテネ金の柴田亜衣さんらに対抗するために生み出したピッチ走法は花開いた。貴田は「五輪は小さいころからの夢。この競技をメジャーにしたい」と大柄な外国勢を相手に力を出した。