初のラグビー大学日本一、天理大・小松監督「選手たちが本当にハードワークしてくれた」

2021年01月11日 14:55

ラグビー

初のラグビー大学日本一、天理大・小松監督「選手たちが本当にハードワークしてくれた」
<天理大・早大>天理大が早大に圧勝し初優勝(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビー全国大学選手権決勝   天理大55―28早大 ( 2021年1月11日    東京・国立競技場 )】 ラグビーの第57回全国大学選手権は11日、国立競技場で早大―天理大の決勝が行われ、天理大が8トライするなど全国大学選手権決勝最多の55点を奪って快勝し、悲願の初優勝を勝ち取った。3度目進出の決勝でついにつかんだ大学日本一。関西勢では第19回大会から21回大会まで3連覇した同大以来36大会ぶりの快挙となった。
 小松節夫監督は、試合後「本当に今まで決勝を2回戦ってなかなか自分たとの実力を出せなかったんですけど、きょうはとにかく自分たちの力を出し切ろうということで送り出しました」と言い、「選手たちが本当にハードワークしてくれた。タックルして何回も起き上がって、自分たちの力を出してくれたと思います」と選手たちを称えた。守備について「早いプレッシャーで早大さんのいいアタックを前に出てブレッシャーをかけてよく止めていた」と分析し、チームの強さを「学生たちがハードワークして、主将を中心にしたいいチームになった。いいチームを学生たちがつくって自分たちで乗り越えてくれた」と評した。そして、コロナ禍でのチームづくりを「我々だけでは乗り越えられなかった。大学、天理市民、皆さんのおかげで我々は活動を再開できました。恩返しの意味でやってきて、勝つことができて喜んでもらえることは本当にうれしい」と振り返り、「今までの卒業生たちの悔しさをきょう学生たちが晴らしてくれたと思う」と話した。

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