バスケ日本男子 カザフ下す、後半堅守で立て直し 指揮官は「凄かった」

2022年08月31日 05:20

バスケット

バスケ日本男子 カザフ下す、後半堅守で立て直し 指揮官は「凄かった」
<日本・カザフスタン>第1クオーター、相手ボールを奪う河村(右) Photo By 共同
 【バスケットボール 23年男子W杯アジア2次予選F組 ( 2022年8月30日    沖縄アリーナ )】 世界ランキング38位の日本は同68位のカザフスタンを73―48で下した。通算成績は1次予選の結果を持ち越し、日本は3勝5敗とした。前半は27―27で折り返したが、後半に立て直した。河村勇輝(21=横浜BC)が7得点、7アシスト、5スチール、19年W杯以来の代表復帰だったファジーカス・ニック(37=川崎)が8得点、8リバウンドをマークし、チームをけん引した。日本は開催国枠でW杯本大会の出場権を得ている。
 前半リバウンドを取れずに苦しんだ日本は堅守で立て直した。2メートル7のファジーカスは第3クオーター(Q)出だしからの約3分半で守備リバウンドを3本奪った。いい流れを引き込むとその後は21歳の河村がスチールや速攻からのアシストなどで一気に勢いを加速させる。10分間で12点差をつけ第4Qにさらに突き放した。24ターンオーバーを誘発しホーバス監督は「今日は守備が凄かった」と相好を崩した。

 ファジーカスは「リバウンドは日本の弱み。自分が入ることで貢献できる自信はある」と胸を張る。ゴール下での貢献に期待して37歳のベテランを選んだ監督は「プラスになった」と評価した。W杯予選は次戦のバーレーン戦まで2カ月空き、今夏の代表活動は一区切り。1年後のW杯会場の沖縄で、収穫のある一戦となった。

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