「寂しい気持ちでいっぱい」池江璃花子 日大生ラストレースを終え感極まる 競泳日本学生選手権

2022年08月31日 18:52

競泳

「寂しい気持ちでいっぱい」池江璃花子 日大生ラストレースを終え感極まる 競泳日本学生選手権
<競泳日本学生選手権最終日>女子100メートル自由形決勝、優勝し感極まる池江璃花子(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【競泳日本学生選手権最終日 ( 2022年8月31日    東京辰巳国際水泳場 )】 女子800メートルリレー決勝が行われ、池江璃花子擁する日大は8分4秒52で3位に終わり、連覇を逃した。現在4年生で女子主将を務める池江にとっては日大水泳部員として出場する最後のレースで、有終の美を飾ることはできなかったが、意地の泳ぎでメダル獲得に貢献した。
 個人種目では50メートル自由形、100メートル自由形の2冠に輝いた池江は、第3泳者として登場。5番手でバトンを受けると、持ち前の大きな泳ぎで前との差を徐々に詰め、3番手とわずか0秒09差の4番手で引き継ぐと、アンカーの小堀倭加が1人抜いて3位でフィニッシュした。

 小堀がゴールすると迎え入れ、4人で肩を組み輪を作った池江。「メダルを獲れると思っていなかった。一緒に泳げて良かった」と素直に喜んだ。大会1カ月前に足をケガしていたことも明かし、スタート練習を再開できたのは開幕前日だったという。満身創痍(そうい)の中で個人2冠、リレーでも銅メダルを獲得した競泳界のヒロインは、「これで大学は終わりという実感が湧かない。寂しい気持ちでいっぱい」と思いを吐露した。

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