渋野日向子「66」猛チャージで10位浮上 11番から4連続バーディーで3戦ぶり決勝進出

2022年10月09日 04:47

ゴルフ

渋野日向子「66」猛チャージで10位浮上 11番から4連続バーディーで3戦ぶり決勝進出
第2ラウンドを終え、ファンに笑顔で手を振る渋野 Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアーメディヒール選手権 第2日 ( 2022年10月7日    米カリフォルニア州 サティコイクラブ 6635ヤード、パー72 )】 71位から出た渋野日向子(23=サントリー)が8バーディー、1ダブルボギーの66をマークし、通算5アンダーの10位に急浮上した。首位と6打差。この日のベストスコアで3戦ぶりの決勝進出を決めた。69で回ったジョディ・シャドフ(34=英国)が通算11アンダーに伸ばし、単独首位を維持した。
 3戦ぶりの予選通過に渋野は「うれし~。4日間プレーできるの、めっちゃうれしい~」と、らしさ全開で喜びを表現した。71位から出て、しかも1番ダブルボギー発進からのビッグスコア66。価値ある18ホールになった。

 「先週も途中までは良くて、ガタガタ落ちていった。集中力を切らさず、欲張らず、自分のやるべきことをやり抜けた」

 3番で5メートルのチャンスを沈め、「大きかった」と反転攻勢に出る。1・5メートルにつけた4番でもスコアを縮め、スタート前と同じ1オーバーに戻した。圧巻は11番からの4連続バーディーだ。5メートル、1・5メートル、6メートル、2・5メートルとショットでチャンスをつくり、パットもかみ合った。「こういうゴルフをするのが久しぶり」。通算5アンダーまで伸ばし、トップ10に浮上した。

 前週まで2大会連続の予選落ち。「まだ予選落ちが気になった」と、最後の数ホールは慎重にプレーしたという。久しぶりに戦う決勝。「順位は考えないけど、自分の納得できるショットの回数を増やしたい」と力を込めた。

 ≪予選通過の上原「少しでも上に行きたい」≫予選通過を決めた上原は「いいパーパットが入ってくれた。アンダーで回れてよかった」と安堵(あんど)した。インから出て11番でボギーが先行も14番と17番では4メートルを沈めてスコアを伸ばし、終盤も5メートルのパーパットを沈めるなど粘りを発揮した。体調不良による長期休養から先日復帰。故障者特例により現状では今季出られる可能性は最大であと1戦という。「今週は大事な試合。いっぱいバーディーを取って少しでも上に行きたい」と上位を目指す。

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