ラグビー日本代表、サヨナラ負け ラストプレーで逆転許し豪州Aに連敗 規律乱れてまた終盤失速

2022年10月09日 04:26

ラグビー

ラグビー日本代表、サヨナラ負け ラストプレーで逆転許し豪州Aに連敗 規律乱れてまた終盤失速
<日本・オーストラリアA>オーストラリアA代表に敗れ、肩を落とすリーチ(手前)ら日本フィフティーン Photo By 共同
 【アサヒスーパードライチャレンジシリーズ2022第2戦   ジャパンXV 21-22 オーストラリアA ( 2022年10月8日    福岡・ベスト電器スタジアム )】 日本代表(ジャパンXV)はオーストラリアA代表との強化試合第2戦に21―22で敗れ、2連敗を喫した。試合終了間際に逆転を許し、今夏から課題となっている終盤の弱さを露呈。No.8リーチ・マイケル(34=BL東京)とWTB松島幸太朗(29=東京SG)のトライは空砲に終わった。オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との最終戦は14日に大阪・ヨドコウで行われる。
 今秋の初白星へ後押しする8163人の拍手は、一瞬でため息に変わった。6点をリードし、後半40分を告げるホーンまで2分を切っていた。自陣右ゴール手前のモール。懸命に守り抜こうとしたFW陣はじわりじわりと押され力尽きた。トライで1点差に詰め寄られラストプレーのゴールキックで白星は消えた。

 今夏のフランス戦を含め3戦連続で後半に逆転を許した。フッカー坂手主将は「最後、ほんとに最後の最後、勝ち切るところで勝てなかったのは悔しい」と唇をかんだ。

 自陣でのミスが響いた。後半36分、タタフがノット・リリース・ザ・ボールでピンチを招き続けてモールでコラプシング。結果的にこの2つの反則が逆転負けに直結した。

 これで今夏からの代表戦は4連敗。リーチは「W杯で勝てるようなパフォーマンスではない」と危機感を口にした。ミスをなくし、終盤の戦い方が改善されない限り、長いトンネルが続く。

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