男子ボディビル選手権は相沢が連覇 女子フィジーク選手権は沢田が連覇

2022年10月09日 20:00

スポーツ

男子ボディビル選手権は相沢が連覇 女子フィジーク選手権は沢田が連覇
<日本男子ボディビル選手権>連覇した相沢隼人さん(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 筋肉美の最高峰を決める第68回日本男子ボディビル選手権大会、第40回日本女子フィジーク選手権大会(スポニチ後援)が9日、大阪市の「メルパルクホール大阪」で開催された。男子ボディビルは相沢隼人(22)が、女子フィジークは沢田めぐみ(61)が、それぞれ連覇を果たした。 
 ≪相沢は故障に苦しみながらもV≫令和の怪物・相沢は連覇を果たしながら悔し涙を流し続けた。「進歩しない、無駄に過ごした1年だった」昨年は圧倒的な筋肉量で、21歳にして頂点に立った。しかしその後は増量を得られず、SNS上などで今大会の連覇を不安視する声が上がっていた。焦りから、9月にはオーバーワークで腰を故障した。「苦しみながら、この1年は調整法を見直す時間になった。休養をしっかり取り来年に臨みたい」と、最後は前を見つめていた。

 ≪沢田「世界で戦える体を目指す」≫一発勝負の中で、沢田は勝利をつかんだ。8月に新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、前哨戦となる日本クラス別選手権を欠場。「いきなりで不安だったが、自分のベストを尽くせば結果は付いてくると自分に言い聞かせた」その言葉通り、全身の筋肉量バランスが優れた仕上がりとなり、接戦をものにした。今後は「常に世界で戦える体を目指していきたい」と、国外でのタイトルに奪取に意欲を見せていた。

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