貴景勝「一生懸命やるだけ」新大関誕生にトリプル大関獲り…周囲の変化にも動じず平常心貫く

2023年06月15日 15:49

相撲

貴景勝「一生懸命やるだけ」新大関誕生にトリプル大関獲り…周囲の変化にも動じず平常心貫く
稽古を見つめる貴景勝(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の大関・貴景勝(26)が15日、東京都板橋区の常盤山部屋で名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けての稽古を行った。
 この日は土俵内に入ることはなく、四股や鉄砲、すり足などの基礎運動に終始。両膝にテーピングは巻いておらず、順調な回復ぶりをうかがわせる下半身の動きだった。

 カド番で臨んだ夏場所は、両膝のケガに苦しみながらも8勝を挙げて勝ち越し。満身創痍の土俵で大関の座を死守した。場所後は治療を続けながら部屋で調整。膝の状態は「日によって違う」としたが徐々に快方に向かっているという。実戦稽古の再開時期については「その日の調子次第なので分からない」と明言しなかった。

 ここ3場所は一人大関の看板を背負ってきたが、霧馬山改め霧島(27=陸奥部屋)が名古屋場所から大関に加わる。また、大関獲りに大栄翔(29=追手風部屋)、豊昇龍(24=立浪部屋)、若元春(29=荒汐部屋)の3関脇が挑戦するなど、大関の地位を取り巻く周囲の環境が変化。それでも「関係ない。一生懸命やるだけ」と平常心は崩さず、来たる本場所へ集中を高めた。

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