30歳無名の山本景子V争い 16歳で始めてプロテスト2度目で合格「初心者ながらに負けん気だけは…」

2023年07月07日 18:06

ゴルフ

30歳無名の山本景子V争い 16歳で始めてプロテスト2度目で合格「初心者ながらに負けん気だけは…」
<ミネベアミツミレディス・北海道新聞カップ2日目>18番、第2打を放つ山本景子(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフ ミネベアミツミ・北海道新聞カップ第2日 ( 2023年7月7日    北海道・真駒内CC空沼C=6611ヤード、パー72 )】 山本景子(30=GOLF5)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダーの暫定6位につけた。
 2、3番で連続ボギーを叩くも、巻き返してV戦線にとどまった。10、11番で連続バーディーを奪うなど、この日もスコアを伸ばして上位をキープ。「出だしでティーショットが荒れてボギースタートだったんですけど、そこからショットが安定してきた。シビアなパーパットが決められた」とうなずいた。

 若手の台頭が目覚ましいゴルフ界で、まだ無名の30歳。父の影響で16歳の時からゴルフを始めて、美濃加茂高を経て中部学院大に進学。「初心者ながらに負けん気だけはあった」と当時を懐かしそうに振り返る。大学には2年間在籍し、その後は岐阜県・トーシンさくらヒルズゴルフクラブで研修生となり、16年に2度目の挑戦でプロテストに合格した。中学まではソフトボールに打ち込んでおり、最大の武器は飛距離。ドライバーの平均は250ヤードとダイナミックなプレーで魅了する。

 今大会はウェイティングからの出場。「チャンスがあるなら行った方がいい。後悔するのだけは嫌だなと思って来た」と北海道入りすることを決めた。下部ツアーで優勝経験はあるものの、これまでのツアー最高成績はゴルフ5レディス(16年)の13位。遅咲きの30歳が悲願のツアー初優勝に向けて、「せっかくのチャンスなので楽しみながらアグレッシブにできたら」と闘志を燃やした。

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