新人賞の長田智希 “代表デビュー”へ「緊張」ラグビー日本代表 あすW杯イヤー初戦

2023年07月07日 12:36

ラグビー

新人賞の長田智希 “代表デビュー”へ「緊張」ラグビー日本代表 あすW杯イヤー初戦
<日本代表練習>パス回しをする長田(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表はあす8日、W杯イヤー初戦となるリポビタンDチャレンジカップ2023第1戦・オールブラックス・フィフティーン戦を迎える。7日午前には会場となる東京・秩父宮ラグビー場で最終調整。リザーブの23番から“代表デビュー”を狙う今季リーグワン新人賞のCTB長田智希(埼玉)は、「メンバー入りできたのは少しケガ人も出たりして、正直、運の部分もある。試合でどういうパフォーマンスをするかしか頭にない」と緊張の面持ちで語った。
 試合では長田をはじめ、ノンキャップの選手5人が先発やリザーブ入り。W杯が近づくに連れて主力メンバーを絞り込み、チームとして完成度を高めていく作業に入るため、与えられるチャンスは多くはない。長田自身、その点をよく理解しており、「13番ならアタックで外側の部分でモメンタム(勢い)を出す。ディフェンスは中心となるところで相手にプレッシャーを掛けたい」と与えられた出場時間でのアピールを誓った。

 日本代表はこの試合に限って「ジャパン・フィフティーン」の呼称を使用。ジャージーも昨秋のオーストラリアA戦で使用したグレーの旧デザインを着用する。15日の第2戦からは紅白の新ジャージーを着用し、さらにその翌週からがテストマッチ。「日本代表としての試合は初めてなので、緊張しているし、プレッシャーも少し感じている」と話したが、本当の日本代表デビューを果たすためにも、8日は試金石となりそう。「コンディションはバッチリです」と宣言したこんがり肌の23歳が、その器であることを証明する。

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