新十両・川副改め輝鵬は黒星発進「めっちゃ緊張した」引退した兄弟子・石浦の金色の締め込み着用

2023年07月09日 15:33

相撲

新十両・川副改め輝鵬は黒星発進「めっちゃ緊張した」引退した兄弟子・石浦の金色の締め込み着用
<十両 英乃海・輝鵬>英乃海に寄り切りに敗れた新十両の輝鵬(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所初日 ( 2023年7月9日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 新十両の川副改め輝鵬(24=宮城野部屋)が英乃海(34=木瀬部屋)に敗れて黒星発進となった。
 立ち合いから右差し左おっつけで頭をつける体勢をつくったが、右を差されて徐々に起こされ、最後は土俵際で粘ったが左上手も取られて寄り切られた。50キロ以上重い相手と胸を合わせる形になり「全然自分の相撲が取れなかった」と反省。「緊張したつもりはなかったけどめっちゃ緊張した」と十両の土俵の雰囲気にのまれた。

 この日は金色の締め込みで登場。新調した銀色の締め込みが一昨日届いたばかりで、本場所で使用するには間に合わなかった。借りたのは、6月に現役引退を発表した間垣親方(元幕内・石浦)が使用していたもの。日大の大先輩で同じ小兵の業師で、引退と自身の新十両の時期が重なったのは偶然だが運命的でもある。「体型も一緒なのでちょうど良かった。間垣親方の意志を継いで頑張ります」と気を引き締めた。

 今場所の新十両3人の中で唯一の初日黒星。それでも「幕下だと次の日は取組なかったりしたけど毎日あるので、これが十両だなと。明日に備えないと。初日負けたぐらいでくよくよしていられない」と関取初白星を見据えた。

おすすめテーマ

2023年07月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム