龍神NIPPON イタリアに敗れ連勝「10」でストップ それでも“紙一重”手応えあり

2023年07月09日 04:55

バレーボール

龍神NIPPON イタリアに敗れ連勝「10」でストップ それでも“紙一重”手応えあり
<日本・イタリア>連勝が止まった日本(C)FIVB Photo By スポニチ
 バレーボールのネーションズリーグ男子フィリピン大会第5日は8日にパサイで1次リーグを行い、1次リーグ首位で世界ランク6位の日本は、同2位の22年世界選手権覇者イタリアに1―3で敗れた。今大会初黒星を喫し、開幕からの連勝は10で止まった。いずれもジュースになった第1、第2セットを27―29、26―28で連続で落とし、第3セットを25―23で奪い返したが、第4セットを20―25で失った。決勝大会(19日開幕、ポーランド)進出を決めている日本はきょう9日の1次リーグ最終戦で世界ランク1位のポーランドと対戦する。
 龍神NIPPONが世界王者を最後まで苦しめた。第1セットはジュースに持ち込んだ末に落とした。第2セットは先にセットポイントを握っていた。第4セットはリードする展開から終盤の連続失点で逆転された。紙一重の差だった。

 前日のオランダ戦で右手を負傷した高橋藍はベンチに座ったが、代わりに先発した大塚が活躍した。チーム3位の15得点を挙げ、レセプション(サーブレシーブ)とディグ(スパイクレシーブ)でも貢献した。「取れるセットを取れなかったのが反省点」と敗戦の悔しさをにじませたが「パスを取ってから攻撃に入ることを大事にした。ある程度できて自信になった」と胸を張った。

 左肩に不安を抱える西田も得意のサーブで3得点を稼ぐなど、21得点の石川に次ぐチーム2位の20得点をマークした。開幕からの連勝は10で止まったが、収穫も少なくなかった。1次リーグ最終戦の相手ポーランドは22年世界選手権準優勝の難敵だが、今の日本に恐れる相手はいない。

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