元NZ代表主将マコウ氏「7番とリーチがいいプレッシャー」前夜“代表デビュー”の福井翔大を称賛

2023年07月09日 17:05

ラグビー

元NZ代表主将マコウ氏「7番とリーチがいいプレッシャー」前夜“代表デビュー”の福井翔大を称賛
トークショーで日本代表やオールブラックスについて語ったリッチー・マコウ氏 Photo By スポニチ
 ラグビー元ニュージーランド代表のリッチー・マコウ氏、ダン・カーター氏の2大レジェンドが9日、東京都新宿区のアルペン東京で行われた大正製薬株式会社主催の「リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports×Alpen TOKYO」に出演。日本代表やW杯フランス大会の展望など、約1時間にわたりトークを繰り広げた。
 前夜には「リポビタンDチャレンジカップ2023」ジャパンXV―オールブラックスXV戦を観戦。日本が6―38で敗れた試合については、マコウ氏が「日本は前半20分まではいいプレーができていたが、アタックしてもスコアできなかったことが、結果を左右した。同じ時間帯からオールブラックスXVがスコアし始めたことで、試合途中に自信を失ってしまった」と指摘。「キックの使い方でも不用意にカウンターのチャンスを与えてしまった」と振り返った。

 そんな中で目についた日本の選手にはリーチ・マイケル(BL東京)と、この試合が“代表デビュー”となった福井翔大(埼玉)の2人のフランカーを挙げた。「7番の選手とリーチがコンタクトエリアでいいプレッシャーを与えていた」と福井の名前自体は認識していなかった様子だが、激しいプレーぶりとド派手なパーマヘアは、主将としてW杯2連覇を果たしたレジェンドの脳裏に焼き付いた様子だった。

 2人は前夜の試合後に、No・8姫野和樹(トヨタ)、SH流大、CTB中村亮土(ともに東京SG)の3人と食事を共にしたという。3人からは「W杯で優勝するために、どのように過ごせばいいのか?」などと質問攻めにあったといい、カーター氏は「いろいろと聞かれたので答えを返した」と明かした。

 W杯の開幕は、いよいよ2カ月後。近年は不振のオールブラックスだが、日本時間未明に行われた南半球4カ国対抗初戦のアルゼンチン戦には敵地で41―12と快勝した。本番では優勝大本命の開催国フランスと開幕戦で当たるが、カーター氏は「フランスとアイルランドが優勝候補。そのチームと対戦できるのはチャンス。その試合で自分たちが優勝できるか、立ち位置が分かる」と期待した。

おすすめテーマ

2023年07月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム