日本はポーランドにストレート負け 石川「課題の多い試合」バレーボール男子ネーションズリーグ

2023年07月09日 22:59

バレーボール

日本はポーランドにストレート負け 石川「課題の多い試合」バレーボール男子ネーションズリーグ
<日本・ポーランド>ブロックを試みる西田(中央)(C)FIVB Photo By 提供写真
 バレーボールのネーションズリーグ男子フィリピン大会最終日は9日にパサイで1次リーグを行い、世界ランク6位の日本は同1位のポーランドに0―3で敗れ、10勝2敗で1次リーグを終えた。日本は既に上位8チームによる決勝大会(19日開幕、ポーランド)進出を決めている。
 ポーランドは昨年の世界選手権で準優勝した強豪。第1セットは中盤まで競り合ったが、終盤に6連続失点して17―25で落とした。第2セットは19―25、第3セットも18―25。ポーランドの高さと速い攻撃に対応できずストレート負けした。

 石川は「相手のサーブとブロックにやられた。課題の多い試合だった」と振り返った。西田は「向こうにいい状況をつくらせて、こっちのやりたいことができなかった」と険しい表情だった。

 1次リーグは2連敗で終戦。ただチームは確実に進化した。強豪のフランス、ブラジルを撃破。当初は控えだった大塚やオポジット宮浦が存在感を示した。ポーランド戦では途中から石川らを休ませ、エバデダンら新戦力に経験を積ませた。

 決勝大会を見据えて西田は「レベルを上げて、チームで勝ちに行きたい」と意気込んだ。石川は「ベスト4に入ることが目標。簡単ではないけど、そこにトライしたい気持ちを、日本に帰ってつくって、ファイナルラウンド(決勝大会)に進みたい」と力を込めた。

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