宮浦健人 要所でサービスエース7本「リスクを負うしかない」バレーボール男子ネーションズL3位決定戦

2023年07月24日 05:44

バレーボール

宮浦健人 要所でサービスエース7本「リスクを負うしかない」バレーボール男子ネーションズL3位決定戦
宮浦健人 Photo By スポニチ
 バレーボールのネーションズリーグ男子決勝大会は23日、ポーランドのグダニスクで3位決定戦が行われ、日本はイタリアに3―2で勝ち、銅メダルを獲得した。世界大会でのメダル獲得は、77年W杯の銀メダル以来46年ぶりの快挙。
 左のエース西田有志が負傷で3位決定戦のメンバーから外れる非常事態で、同じレフティーのオポジット宮浦健人がチーム2位の20得点と大活躍した。

 アタックで12得点。「相手が途中でストレートを締めてきて、クロスに対して間を空けてきたので、そこに対してどう打つか意識した。勝負どころで迷ってしまうと1テンポ遅れて、相手のブロックが完成してしまうので、迷わずに打とうと決めていた」と胸を張った。

 強烈なジャンプサーブが武器。この試合ではサービスエース7本を奪った。第5セットでも最初のサーバーとなりサービスエースで最初の得点をマークして勝利を引き寄せた。殊勲の男は「もうリスクを負うしかなかったんで本当に思い切り行った」と満足そうに振り返った。

 ◇宮浦 健人(みやうら・けんと)1999年(平11)2月22日生まれ、熊本県出身の24歳。鎮西高から早大を経て21年ジェイテクト加入。22年ポーランド1部スタル・ニサ移籍。23年フランス1部パリ移籍。21年日本代表初選出。22年世界選手権出場。1メートル90、87キロ。オポジット。

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