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【世界水泳】カツオが全体8位で予選通過「思い通りのレースができた」200M自由形

2023年07月24日 12:06

競泳

【世界水泳】カツオが全体8位で予選通過「思い通りのレースができた」200M自由形
<世界水泳 競泳2日目 男子200メートル自由形 予選>予選を通過する松元(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第11日 ( 2023年7月24日    福岡 )】 男子200メートル自由形予選で松元克央(26=ミツウロコ)が1分46秒44の全体8位で、午後9時11分開始予定の準決勝に進出した。
 8組中6組の第5レーンに登場。150メートルのターンは7番手だったが、最後の50メートルで5人を抜き、組2位でフィニッシュし「ラスト50メートルを上げるプランだった。思い通りのレースができた」と振り返った。

 19年世界選手権の銀メダリスト。名前の読み方は「かつひろ」だが、カツオの愛称を持つ。東京五輪は金メダル候補に挙がりながら、予選17位で敗退した。五輪後は「世界で勝つために何かを変えないといけない」と約5年間師事した名伯楽・鈴木陽二コーチの下を離れ、中川智之コーチに師事。所属もセントラルスポーツから新興チームのミツウロコに変えた。

 昨年11月には約3週間イギリスに武者修行。東京五輪200メートル自由形の覇者トム・ディーンの所属するチームの練習に参加し「金メダリストと一緒に練習して自分の弱さを改めて痛感した」と刺激を受けた。帰国後はイギリスで体験した負荷の高い筋力トレーニングを継続。重量を挙げるスピードも管理し、パワーとスピードが両立した体作りに成功した。カツオが2大会ぶりのメダル獲得へ、上々のスタートを切った。

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