【世界水泳】東京五輪2冠の大橋悠依 2大会ぶりのメダル獲得ならず6位も大歓声に涙 女子200M個メ

2023年07月24日 21:31

水泳

【世界水泳】東京五輪2冠の大橋悠依 2大会ぶりのメダル獲得ならず6位も大歓声に涙 女子200M個メ
女子200メートル個人メドレー決勝で6位に終わり、涙を浮かべる大橋(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第11日 ( 2023年7月24日    福岡 )】 女子200メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(27=イトマン東進)が2分11秒27で6位に終わり、2大会ぶりのメダル獲得を逃した。
 予選で今季ベストを0秒20更新。準決勝では予選からさらに0秒48タイムを短縮し「やりたいレースができた。決勝はドカンと行きたい」と手応えを口にしていた。準決勝でメダル候補のケーリー・マキオン(豪州)ら3選手が失格する波乱の展開。有力選手が姿を消す追い風が吹く中、決勝でも自らのレースに集中した。

 6位でフィニッシュした大橋は「大声援の中泳ぐことができて凄く幸せ。緊張もあり、昨日の疲れもあって思うようなレースはできなかったが、多くの人に見られる中で泳げて良かった」と涙を流した。そして、今回の結果をしっかりと受け止めて、来年に向けて前を向いていくことを誓った。

 個人メドレー2冠を達成した東京五輪後に、肖像権を自身で管理するプロ選手に日本の競泳女子として初めて転向。東洋大時代から指導を受けた平井伯昌コーチの下も離れた。新たなスタートを切ったが、金メダリストの重圧もあり低迷。昨年の世界選手権後は心身ともに負担の大きい400メートル個人メドレーに出場せず、200メートルに専念した。

 4月の代表選考会では16歳の成田実生(金町SC)に敗れて2位。世代交代の波を感じながらも、世界舞台でベテランらしい勝負強さを発揮した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年07月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム