豊昇龍「気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」大関昇進が正式決定 伝達式で口上

2023年07月26日 10:03

相撲

豊昇龍「気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」大関昇進が正式決定 伝達式で口上
大関昇進が正式に決まり、使者を待つ豊昇龍(中央)と立浪親方。左は豊昇龍の父・スガラグチャーさん(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、愛知・ドルフィンズアリーナで臨時理事会を開き、名古屋場所で初優勝を果たし直近3場所で合計33勝を挙げた豊昇龍(24=立浪部屋)の大関昇進を満場一致で決定した。
 モンゴル出身では、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士、霧島に続いて7人目。2場所連続の新大関誕生は、11年秋場所後の琴奨菊、九州場所後の稀勢の里以来12年ぶりとなった。

 この日、名古屋市南区の立浪部屋で行われた大関昇進伝達式では「謹んでお受けいたします。大関の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」と口上を述べた。

 豊昇龍の叔父である元横綱・朝青龍は、02年名古屋場所後の大関昇進時には「大関の名に恥じぬよう、一生懸命頑張ります」。03年初場所後の横綱昇進時には「これからはなお一層稽古に精進し、横綱として相撲道発展のために一生懸命頑張ります」と述べていた。


 ◇豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう・ともかつ)本名=スガラグチャー・ビャンバスレン。1999年(平11)5月22日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の24歳。幼少期から柔道やレスリングに取り組む。15年春、現・十両の欧勝馬と現・三段目の朝白龍とともに来日。千葉・柏日体高(現・日体大柏)にレスリング留学。同年5月、相撲部に転部。2年時に関東大会100キロ級優勝。3年時に関東大会115キロ級優勝、全国高校総体準優勝、全国高校選抜十和田大会3位、国体3位。立浪部屋に入門し、18年初場所で初土俵。同年夏場所で序二段優勝。19年九州場所で新十両。20年秋場所で新入幕。22年春場所で新小結。同年秋場所で新関脇。敢闘賞1回、技能賞2回。1メートル88、142キロ。

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