【小山巡業】宇良「大阪で生まれたので…」笑いには自信あり!?トークショーで連日会場盛り上げた

2023年08月20日 19:45

相撲

【小山巡業】宇良「大阪で生まれたので…」笑いには自信あり!?トークショーで連日会場盛り上げた
トークショーの中で、取組前のルーティンを実演する宇良(左)。後ろは若元春(中央)と琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の夏巡業が20日、栃木県小山市の県立県南体育館で行われ、幕内・宇良(31=木瀬部屋)が16番の申し合い稽古を行った。
 前に出る圧力のある豪ノ山(25=武隈部屋)や高安(33=田子ノ浦部屋)を相手に正攻法の相撲も見せるなど積極的な内容で計9勝7敗。連日意欲的な稽古で元気な姿を見せた。

 稽古後には、トークショーに関脇・若元春(29=荒汐部屋)と小結・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)とともに出演。巡業で人気のこのコーナーに引っ張りだこで、13日の札幌場所、14日の旭川場所、19日の長岡場所に続いて約1週間で4度目の登場となった。「しゃべりたがりではないですよ。おもしろいこと何一つ言ってないので」と謙遜していたが、会場は笑いの渦に包まれていた。

 観客からの質問に3人が順番に答えていくため、最後に答える人は“3段オチ”が求められる暗黙の流れに。「地方場所はどの場所が楽しみ?」という質問には、琴ノ若が「ご飯がおいしいので九州が好き」。若元春が「毎場所ハラハラドキドキしているのでどの場所も楽しみではない」と答え、最後に宇良が「大阪はたこ焼きがいっぱい食べられるので好きです」と答えて笑いを誘った。さらに、「集中力を高めるルーティンは?」という質問には「呼吸を整えています。見本を見せます」と答え、取組直前の塩を取りに行く時に見せる独特の動きを実演。「大事な場面で使ってください」と呼びかけて大いに盛り上げた。

 人前で話すことについては「得意ではないですよ」と苦笑い。それでも「大阪で生まれたので、基礎はなんとなく心得てはいる」と関西人らしく、意識せずとも自然におもしろい話ができるようだった。

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