【小山巡業】幕下注目の尊富士「関取になって帰りたい」来年夏、地元・青森での巡業参加を熱望

2023年08月20日 20:20

相撲

【小山巡業】幕下注目の尊富士「関取になって帰りたい」来年夏、地元・青森での巡業参加を熱望
栃神山(右)と申し合い稽古を行う尊富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の夏巡業が20日、栃木県小山市の県立県南体育館で行われた。
 日大出身で幕下注目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が、幕下以下の稽古で連日強さを見せている。この日は番数こそ少なかったが、立ち合いから相手を一気に圧倒する馬力が目立った。

 名古屋場所は東幕下17枚目で6勝を挙げ、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)では新十両昇進目前の幕下5枚目以内に番付を上げることが予想される。昨年秋場所の初土俵から1年間で喫した黒星は3つだけ。部屋の横綱・照ノ富士(31)からも「もうすぐ関取になる」と大きな期待を寄せられている。部屋の稽古では関取衆が相手のため負けることが多いが、巡業の稽古では「力がついているというのが分かる」と自信を深めた。

 “相撲王国”青森県の五所川原市出身。東北地方を回る夏巡業では例年青森開催の日もあったが、今年はなかった。「関取になって(地元に)帰りたいですね。だから今は帰りたくないです」。来年の夏巡業が青森でも開かれれば、その時には関取として凱旋することを望んでいる。さらに「十両になりたいとは思っていない」とその先の番付まで見据えた。

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