【世界陸上】110m障害 走路ふさがれた横地大雅も救済措置 日本3選手が準決勝進出

2023年08月20日 20:51

陸上

【世界陸上】110m障害 走路ふさがれた横地大雅も救済措置 日本3選手が準決勝進出
隣のレーンの選手がバランスを崩し、失速する形となった横地(AP) Photo By AP
 【陸上・世界選手権第2日 ( 2023年8月20日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子110メートル障害の日本記録保持者、泉谷駿介(23=住友電工)が日本初の偉業へ発進した。予選2組で13秒33の2位となり、21日(日本時間22日)の準決勝に駒を進めた。
 日本国内でメインの練習は終えており、現地入り後はハードリングの細部を確認。「試合が近づくにつれて気持ちが入っている。その気持ちを維持したい」と調整は順調で、「試合によって課題は違う。予選を走って課題を見つけて、それを克服すれば大丈夫だと思う」と意気込んでいた。

 6月に日本選手権で13秒04の日本新記録を樹立。世界最高峰のダイヤモンドリーグは2戦に出場して優勝と準優勝。「決勝進出が第一目標。準決勝から気持ちを入れたい」。まずは第一関門を突破した。

 また、予選5組の高山峻野(28=ゼンリン)も13秒35の2着に入り、準決勝進出を決めた。

 また、予選3組の横地大雅(22=TeamSSP)は予選3組で横を走っていたジャマイカの選手が転倒し、横地のレーンにも体が入ってしまったため、横地は失速。14秒39の組8着だったが、救済措置で準決勝進出となった。

 ▼泉谷 ちょっとバランスの悪いレースになってしまったので、準決勝はそこを修正したいと思います。まずはしっかり決勝に進むことで、メダルは狙えそうだったら狙うという感じで頑張りたいです。

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