【世界陸上】藤井菜々子は14位「厳しい状況を突きつけられた方が強くなれる」男女20キロ競歩は入賞ゼロ

2023年08月20日 16:11

陸上

【世界陸上】藤井菜々子は14位「厳しい状況を突きつけられた方が強くなれる」男女20キロ競歩は入賞ゼロ
女子20キロ競歩でゴールへ向かう藤井菜々子(共同) Photo By 共同
 女子20キロ競歩が行われ、藤井菜々子(エディオン)は14位に終わり、19年大会7位、22年大会6位に続く3大会連続入賞を逃した。「戦えてなかった。凄い悔しい。こんなに力出せなかったのは久しぶりで感情が思いつかない」と語った。
 序盤は1キロ4分22~23秒の日本記録ペースの第2集団に食らいついた。「余裕持ってついていけると思ったが、10キロすぎから足が止まってしまった」と悔しさをにじませる。集団から離れた後は孤独なレースも精神的な重圧となり、強烈な日差しの対応も厳しかった。

 来夏のパリ五輪へ向けて再出発となる。前日の男子20キロ競歩でも入賞者はおらず「男子は分からないですけど、自分はいけるという過信もあったかなと思います。今一度、厳しくやらないといけないと改めて思った」と足元を見つめる。「3連続入賞を成し遂げたかったけど、一回負けることでパリに向けて厳しい状況を突きつけられた方が強くなれる。もっと上を目指したい」と出直しを誓った。

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