【世界陸上】サニブラウン、9秒97の自己タイで2大会連続100m決勝進出! 午前2時10分に決勝号砲

2023年08月20日 23:35

陸上

【世界陸上】サニブラウン、9秒97の自己タイで2大会連続100m決勝進出! 午前2時10分に決勝号砲
男子100メートル準決勝で9秒97をマークし、2大会連続で決勝進出を決めたサニブラウン・ハキーム(中央) Photo By 共同
 【陸上・世界選手権第2日 ( 2023年8月20日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子100メートルのサニブラウン・ハキーム(東レ)が、昨年7位に続き2大会連続で決勝に進出した。準決勝1組で自己タイの9秒97で2位に入った。
 前日(19日)の予選後、「40~60メートルが鍵。体が立ち上がったところで、もう一回ギア上げていければ、しっかり前でフィニッシュできる」と言っていた通り、中盤の走りを修正。17年ロンドン大会の200メートルを含めれば3度目のファイナルだ。

 大舞台を楽しむ余裕があった。予選ではラストを流しながら今季ベストの10秒07をマーク。前の組がピストルトラブル、フライングで時間を要し「なっげーな」と待たされる状況が続いたが、いざスタートラインに立つと「うわー、帰ってきたな、と思って。楽しかったっすね」と語っていた。

 7月下旬のスイス・ルツェルンでの競技会後は、序盤の加速を修正して「ようやくしっかり戻ってきた」と確かな手応えを得ていた。6月の日本選手権では左脚けいれんもあり8位に終わったが、世界選手権にピークを合わせてきた。「今年は決勝でしっかりやるぞという気持ちで、勝てるように、メダルを獲れるように頑張っていきたい」。号砲は日本時間午前2時10分。その舞台は整った。

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