輝鵬が新十両昇進祝賀会で初まげ披露 壇上で鼻血のハプニングも「やっぱ持ってますね」

2023年08月28日 04:37

相撲

輝鵬が新十両昇進祝賀会で初まげ披露 壇上で鼻血のハプニングも「やっぱ持ってますね」
あいさつ前に鼻血を出して苦笑いの輝鵬(右)と師匠の宮城野親方 Photo By スポニチ
 大相撲の輝鵬(24=宮城野部屋)の新十両昇進祝賀会が27日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で行われた。
 入門からちょうど1年がたつ輝鵬はこの日、初めてちょんまげを結った。「思った以上に評判良かった。やっと力士になったなという感じ」と笑顔。関取の正装である紋付き袴(はかま)姿も初めてで「このかっこうが“THE・力士”みたいで憧れていたので、すごくうれしいです」と関取になった実感を込めた。

 壇上では、母校の熊本・文徳高相撲部元監督の本田浩二氏(57)や現師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)らに続いてあいさつ。マイクの前に立った瞬間、鼻血が出てきてしまった。ティッシュを鼻に詰めた状態で「今後も稽古に励み、さらに精進して参ります」と意気込みを述べた。「なんであんな時に~?って(笑)。最悪のタイミングでした。やっぱ持ってますね」。思わぬハプニングで会場を爆笑の渦に包み、土俵上と同じように人々を魅了する“らしさ”を見せた。

 新十両で臨んだ名古屋場所は7勝を挙げながらも左足リスフラン関節靱帯損傷で途中休場。秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)での十両残留は確実だが、そこへ向けての実戦稽古はまだ再開できておらず基礎運動で調整を進めている。「いかに痛みを感じないようにするかというのを試行錯誤しています」。ケガと闘いながら土俵を務めていく。

 次の目標は幕内に上がること。「もっともっと活躍して、幕内でも三役でも大関でも横綱でも上を見て、また昇進パーティーできればなと思います」とさらなる出世を見据えた。さらに「ちょんまげの状態で上がっていきたい」と、大銀杏(おおいちょう)が結えるようになる約1年後を具体的な目標期間に見定めた。

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