【バスケW杯】日本協会が空席問題説明 あすオーストラリア戦以降も一般向けにチケット再販へ

2023年08月28日 18:12

バスケット

【バスケW杯】日本協会が空席問題説明 あすオーストラリア戦以降も一般向けにチケット再販へ
空席が目立った日本ードイツ戦のスタンド Photo By スポニチ
 日本バスケットボール協会は28日、男子W杯の日本の1次リーグ初戦となった25日のドイツ戦(沖縄アリーナ)でスタンドの一部エリアに空席が目立った問題について声明を発表した。
 沖縄アリーナはバスケの試合で約8000人を収容できるが、ドイツ戦は観衆6397人。入場券はほぼ完売だったが、ベンチ正面中央に空席ブロックがあり、試合後にホーバス監督は「試合の前に満席と聞いたんですけど、あれは満席じゃない」と問題提起。エース渡辺雄太(28=サンズ)もSNSで「ベンチ前の席ガラガラだったの意味がわからなすぎる」と疑問を呈した。主催の国際バスケットボール連盟(FIBA)は27日、該当エリアの一部座席を急きょ追加販売した。

 日本協会は空席問題について「皆様方には大変なご心配とご迷惑をおかけしております」と謝罪。そして「主催者の国際バスケットボール連盟(FIBA)より発表されておりますとおり複数の企業様によりご購入いただいたチケットエリアを中心に発生した事象でしたが、FIBAによるチケット運用の再確認・調整等に対し、私ども日本バスケットボール協会および日本組織委員会としても最大限協力し、FIBAと協議・調整のうえで未使用チケットの一部一般公開(販売)などを通じて対応に努めてまいりました」と対応を説明し、「その結果、昨日の日本対フィンランド戦においては、当該のドイツ戦以上に多くの皆様に日本代表チームをご声援いただくことができ、日本の勝利に結びついたものと感謝いたしております」と満員の観衆がフィンランド戦の歴史的勝利を後押ししたことへ感謝を記した。

 そして29日の日本―オーストラリア戦以降の試合について「FIBAとともに当該チケットの運用確認等を継続し、一般公開(販売)が可能と判断できたものつきましては、順次大会公式チケットサイトを通じて一般の皆様向けに販売いたします」とチケットを追加販売すると発表。「販売可能数・販売開始タイミングにつきましては準備ができ次第順次となりますため、都度の情報公開ができませんことにつきまして、ご不便をおかけしますがなにとぞご理解とご了承のほどお願いいたします」とした。

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