新関脇・琴ノ若「師匠の番付に並んだのはすごく光栄」大関獲り足固めへ「まだまだ上を目指して精進」

2023年08月28日 15:39

相撲

新関脇・琴ノ若「師匠の番付に並んだのはすごく光栄」大関獲り足固めへ「まだまだ上を目指して精進」
番付表を手にする新関脇・琴ノ若(左)と師匠の佐渡ケ嶽親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新関脇昇進が決まった琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)は、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で会見を行った。
 新小結だった今年初場所から4場所連続勝ち越しでようやく昇進。夏巡業中には「これで5場所連続小結だったら…」と少々心配もしていたが、この日朝、昇進が正式に決まり「素直にうれしい」と胸をなで下ろした。

 関脇は、父でもある師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・初代琴ノ若)と同じ地位。「師匠の番付に並んだのはすごく光栄です。20数年(24年)ぶりに“関脇・琴ノ若”を復活させられたのはすごくうれしいし自信になります」と喜びを示した。

 師匠に並び、いよいよ次は先代師匠で祖父の琴櫻(第53代横綱)の番付も見えてきた。「まだまだ上がありますので、そこを目指して精進していきたいと思います」。関脇で満足することはなく、さらに上を見据えた。師匠と先代師匠は新関脇の場所、ともに8勝7敗の成績。それを伝え聞くと「なら自分はそれ以上を。超えられるように頑張ります」と意気込み、2桁勝利の継続を見据えた。

 名古屋場所は三役で自身初の2桁勝利となる11勝を挙げ、秋場所では大関獲り足固めに挑む。「あまり深く考えず、自分の相撲を究めて突き進んでいくだけ。そこはなるようにしかならない」と星数よりも内容重視の姿勢を示しながらも「なかなか挑戦できることではないので、その気持ちは持ってやっていきたい」と力を込めた。

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