ボートレース江戸川でポーカートーナメント開催 国内で初めての試みで、ポーカープレーヤーがボートレースも満喫

2023年09月23日 12:00

スポーツ

ボートレース江戸川でポーカートーナメント開催 国内で初めての試みで、ポーカープレーヤーがボートレースも満喫
スポニチポーカートーナメント決勝初日(ボートレース江戸川)の模様 Photo By スポニチ
 「第3回スポニチポーカートーナメント」(スポニチ主催、ボートレース江戸川、サミー、ミスティーノ無料版、パラダイスシティ協賛)の決勝初日が9月17日、ボートレース江戸川の5階イベントホールで行われた。ボートレース場でのポーカートーナメント開催は国内では初めて。出場選手はポーカーの合間にボートレースを購入するなど、新たな試みを楽しんだ。
 ポーカートーナメントとボートレースのコラボについて、ボートレース江戸川の吉澤忍・事業部次長は「ポーカーが国内ではやり始めています。そうした中で、ポーカーの合間にボートレースというアイテムがあれば、楽しんでいただけるお客さまもいらっしゃるのではないかという発想がきっかけです」と説明した。

 ポーカーをプレーしているところに場内のアナウンスも流れる独特の雰囲気。ポーカー経験者である吉澤次長もトーナメントに参加した。自身は決勝最終日(10月9日、東京・サミー本社)への進出は逃したが、ボートレース場でポーカートーナメントを開催できたことには一定の手応えをつかんでいた。「皆さま予選を勝ち上がられてきたお客さまなので、場慣れされている方が多かったですね。インターネットで勝ち上がられた方も周りのプレーヤーとともに楽しんでプレーされているのが印象的でした。和気あいあいとしたトーナメントとなったかなと感じています」と語った。

 ボートレース江戸川は来場者向けのサービスとして、事前に入金することで現金を使わずに簡単に投票できるキャッシュレス・ポイントサービス「EDOGAWA Member カード(通称:Eメンバー)」を実施している。場内の端末を利用して購入することでポイントがたまるとあって、大会参加者の40人以上がメンバー登録を行った。吉澤次長は「カジノでいう会員権のようなものがあれば、お客さまもそのカードを持って再度来場していただける可能性がある。多くの方が申し込んでいただけたのでありがたいですね」と捉えていた。

 実際に購入した参加者も多く、3万点の持ち点から47万8500点まで増やしてチップリーダーとなった山本俊平さんは休憩の間に江戸川8Rを購入し、見事3連単を的中させた。「それもあってメンタル的にも落ち着いてプレーできたのかな」と〝相乗効果〟を口にした。

 また、会場では新感覚のボートレース体験型VRアトラクション「VRスプラッシュバトル」も行い、ハンドルとスロットルレバーを操作してボートを自在に操縦できるとあって、多くのプレーヤーが体験した。

 吉澤次長は「ボートレースが初めてというお客さまがいる中で、舟券購入までしてくださったのは、ボートレース江戸川としては成功と思っています。今後はこれをきっかけに、ポーカーをやりながらボートレースをやったり、もしくはポーカーがない日にボートレースで遊んでいただければと思っています」とボートレースのさらなる広がりを期待。今後のコラボについては「今回が想像以上の結果になっていると思います。次回以降もスポニチさんとともに実施できればなと考えています」と継続開催を前向きに捉えていた。

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